ワイヤーを編んでわっかを作る【アイスプライス】の作り方

ワイヤーを編む伐採
ワイヤーを編む

年末年始の伐採作業で、たくさんのワイヤーを切ってしまいました。

参考記事>>チルホール地獄、1時間巻き続けてようやく倒れたアカマツ

補充しなければなりませんので、ワイヤーの輪っか、

アイスプライス

を編みたいと思います。

サバイバル技術としてのワイヤー編み

ワイヤークリップ
ワイヤークリップ

簡単にワイヤーに輪っかを作るには、ワイヤークリップが2つあれば作れます。

わたしも、愛犬のドッグランでは、これで輪っかを作ってとめています。

参考記事>>ラブラドールレトリバー”ジーニー”をワイヤー式ドッグランで飼う 山暮らしの防犯対策は?

しかし、ワイヤークリップで作った輪っかを使って、チルホールけん引した際、輪っかがすぼまって、ぬける寸前だったことがあります。静荷重では問題ないんですが、

ものを引っ張るのには危険です。

また、市販されている、玉掛けワイヤーでは、必要な長さが得られない場合もあります。

とくに、チルホール用の玉掛けワイヤーとか。

10メートル以上は欲しいです。

自分で編めば、好きな長さが作れます。

さらに、東日本大震災の際、本格的な救助活動がまだ来ない中、

電柱から切断したワイヤー(感電に注意)

を、手工具のみで切り取り、編んで、障害物を車でけん引してどかしながら、救助に向かった人の話を聞いたことがあります。

サバイバルの技術として、覚えておいて、損はないです。

必要なもの

ワイヤー編みに必要なもの
ワイヤー編みに必要なもの
  • ワイヤー(今回は12ミリ)
  • ワイヤーカッター・ストランドカッター
    ない場合は、サンダーでも切断可能
  • シノ、特にワイヤー差しが便利。ロープ編みにもつかえます。
  • スケール・サインペン
  • ハンマー

フレミッシュ加工

ワイヤーの編み方には、

  • まき差し
  • えび差し
  • かご差し

などがありまして、上から順に、むずかしくなっていき、かつ丈夫になっていきますが、今回は一番簡単な

まき差し

で、編みたいと思います。

どの編み方で編むにしても、最初は

フレミッシュ加工

が必要です。

必要な長さ
必要な長さ

まず、アイスプライスに必要な長さを、サインペンでマークします。

今回の12ミリのワイヤーですと、

  • 差ししろ、30㎝(ここにマーク)
  • 輪っか部分、70㎝
  • 合計、100㎝程度(ここにもマーク)

必要です。

ストランドをばらす
ストランドをばらす

マークした、1メートルの部分まで、ワイヤーのストランドを

3本ずつ

にばらします。

一方には、芯にロープが入っています。

芯のロープがあるほうを曲げる
芯のロープがあるほうを曲げる

芯のロープがあるほうを曲げて、30㎝にマークした部分を1メートルのしるしのところに挟み込みます。

それぞれの位置に注意。

芯に巻き付けていく
芯に巻き付けていく

輪っかにした芯のある方に、芯のないほうを巻き付けていきます。

芯のロープが隠れるように、根元から巻き付けていくときれいに巻けます。

フレミッシュ加工おわり
フレミッシュ加工おわり

フレミッシュ加工終わり。

芯のある方が上、ないほうが下になりました。

まき差し開始

芯をばらす
芯をばらす

芯があるほうを左上にして、芯のロープをここまでばらします。

最初はここにシノを差す
最初はここにシノを差す

まず最初に、この位置にシノを差します。

半周まわします
半周まわします

シノを半周まわします。

回すと同時に、上の方にぐりぐりと送っていきます。

芯のロープは、一緒に巻き込まれていきます。

一本ばらします
一本ばらします

シノに一番近いストランドを1本ばらし、シノの手前側に差し込みます。

根元まで引っ張る
根元まで引っ張る

根元まで引っ張りこみ、差し込んだストランドを手前につよく引っ張ります。

基本は半周回して差し込むだけです

半周回す
半周回す

シノは差し込んだまま、ぐりぐりを半周回し、ひっくり返します。

2回目の差し込み
2回目の差し込み

2回目の差し込み。シノの手前側に差し込みます。

これを、4回繰り返します。

4回目完了
4回目完了

1本目、4回差し終了。

2本目も3本目もこの繰り返し

2本目の最初
2本目の最初

2本目の差し始め。差すストランドは、次にシノに近いやつです。

2本目のストランド
2本目のストランド

2本目も根元まで差しこみ、手前に強く引っ張ります。

これも4回くり返します。

3本目
3本目

3本目の差し始め。

片側完了
片側完了

片側(3本目)のストランド完了。

反対側も一緒です

4本目
4本目

4本目はここから。

一番右のストランドをほぐして差し込みます。

5本目

5本目。

だんだん、きつくなってきますが、あと少しです。

6本目
6本目

最後、6本目。きついので、ペンチで引き抜きました。

たたいてなじませる

まき差し完了

すべてのストランドを差し終わりました。

叩いてなじませる
叩いてなじませる

ハンマーでたたいてなじませます。

余ったストランドをカット
余ったストランドをカット

余ったストランドをカットします。

サンダーでカットする場合は、本体を傷つけないように気をつけます。

玉掛け用には、半差しが必要です

完成
完成

これで、まき差しの4回差しが完成。

玉掛け用には、さらに、1本のストランドを半分に分け、その半分をもう1度ずつ差し込む、

半差し

が必要ですが、今回はチルホール用なので省略。

半差しについてはこちら>>ワイヤーを編んで輪っかを作る【かご差し編】キレイで丈夫

私の経験では、4回まき差しした、アイスプライス部分でワイヤーが切れたことはありません。

たいてい、ワイヤーをしぼった部分で切れますね。

しぼったワイヤー
しぼったワイヤー

また、まき差ししたアイスプライスは、玉掛けで一本吊りする際、荷物が回転すると、よりが戻ってストランドが抜ける可能性があります。

まき差しより丈夫な、かご差しについてはまた今度。

さらに、クレーンなどに荷物を玉掛けをするには、

玉掛け技能講習修了証

が必要で、使用するワイヤーロープは、

ワイヤーロープ加工技能士

の有資格者が加工したワイヤーを使うことが法律で定められています。

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