伐採した松の捨てるような部分を使って、アプローチをつくる 雑木の有効利用【その8】

アプローチをDIY ガーデニング
アプローチをDIY
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カラマツとアカマツを伐採して、普段は捨ててしまうような、その細いところで

アプローチ

の、階段と手すりを作りました。

おばあさんにはつらかったアプローチ

腐ったアプローチ
腐ったアプローチ

今回は、この腐ったアプローチを作り替えたいと思います。

この別荘のオーナーは、おばあさんで、

ここを下りるのが怖いんです、

たしかに、これでは危ないですよね。

腐った杭
腐った杭

施工した後、何年たっているのかはわかりませんが、すべて腐っています。

仕事の半分は、丸太の皮をむくこと

細い丸太の皮をむく
細い丸太の皮をむく

まずは、丸太の皮むき。

皮むき器やナタなどで、皮をむきます。

カラマツには、樹皮の部分に

すがはり、スクレレイド

などと呼ばれる、細かいとげがあり、チクチクと刺さりますので、手すりには不向き。

杭の方につかい、手すり本体は、アカマツで作ります。

参考記事>>チェンソーで丸太を三角錐に切る方法 杭を作る

シカさん登場
シカさん登場

丸太の皮むきをしていると、シカさんが近寄ってきます。

シカに皮をむいてもらう
シカに皮をむいてもらう

翌日、まだ皮をむいていないアカマツの皮が、シカによって、キレイに食べられていました。

最初から、シカに食べてもらえばラクだったな~。

参考記事>>鹿の食べたい樹木 その傾向と対策

杭を打ち込み、手すりをつける

ダブルスコップで穴掘り
ダブルスコップで穴掘り

作った杭は、すべて直径10㎝以下ですが、これをハンマーで打ち込むのは至難の業です。

そこで最初に、

ダブルスコップ

で、穴を掘り、

大ハンマーで打ち込む
大ハンマーで打ち込む

大ハンマーで打ち込みます。大きめの穴には、杭を打ち込んだ後に砕石を入れ、大ハンマーでまわりを固めておきます。

手すりをつける
手すりをつける

打ち込んだ杭に、手すりをコーススレッドでつけていきます。手すりの高さは、

80㎝

が、基本となります。

階段なので、高いところと低いところができてはしまうんですが・・

そのあと、少し太めの丸太で、階段部分を作って行きます。

ゼノアこがる君で杭をつくる
ゼノアこがる君で杭をつくる

階段用の杭は、カラマツの枝部分で作りました。

こんな時の造作は、ゼノアのハイパーこがるが使いやすいです。

階段の杭を打ち込む
階段の杭を打ち込む

階段用の杭は、丸太の下側にのみ、

足に引っかからないような場所

打ち込みます。長い場合は、切り取ります。

砕石を入れ、塗装をして完成

ミで砕石を入れる
ミで砕石を入れる

階段部分に砕石を

手箕(てみ)

でいれ、転圧します。

キシラデコールで塗装
キシラデコールで塗装

塗装には、キシラデコールのチークを使用。杭の先端には、打ち込む前に塗っておきます。

アプローチの完成
アプローチの完成

玄関までのアプローチが、完成しました。

上から見たところ
上から見たところ

けっこうな勾配がありますが、手すりが付いたので、おばあさんでも安心です。

ある材料、しかも普段は枝と一緒に捨ててしまうような材料のみで作ったので、

DIY感(笑)

が満載ですが、安く仕上がりました。

こちらもおすすめ>>丸太(擬木)の杭を打って 鹿よけにロープを張る シェードガーデンの完成

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