近くの別荘地に別荘がある、東京都国立市のMさん。
以前も、庭に重ねてあった、薪の原木を薪にしてあげたことがあるんです。
その原木は、東京から運んできたものだといいます。
また、同じように、東京から原木を運ぶので、薪にしてほしいとの依頼がありました。
別荘地では好き勝手に仕事ができないのでウチに運んでもらう
![これがエノキか](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/05/RIMG2697a-1024x769.jpg)
Mさん宅の、出入りの造園業者さんが、ユニックのついた2トントラックで原木を運んできました。
Mさん宅は、東京で、出入りの造園業者があるほどのご家庭ですので、察するに、
超お金持ち♪
と、思われます(別荘がある時点で察っせますよ)。
この別荘地では、好きな時に作業ができませんので、ウチに運んでもらいました。
参考記事>>別荘地で【薪ストーブ】を楽しみたい際の注意事項
2トントラックに、コンパネであおりをつけ、山積みに目いっぱい。
高速ではなく、甲州街道できたそうです(過積載で捕まる?)。
下ろされた原木は、この辺りでは見慣れない木ばかり。
その中の大きな原木、薪ストーブ愛好家たちに
エノキング
と呼ばれ、たてまつられている、エノキの原木です。
直径40㎝、長さ80㎝のエノキは、人力で下ろすことができませんでした。
2人でトラックでやってきた、造園業者さん。タケノコ、ごちそうさまでした。
この配送料が、いったいいくらかかったのかは、わたしにはわかりませんが、わたしなら、
5万円
は、欲しいところです(笑)
エノキングも機械なら簡単に割れます
![割りまくる](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/05/RIMG2700-1024x768.jpg)
重くてかたい、エノキングですが、薪割り機であればさほど苦労せずに割ることができます。
薪は、カラカラに乾いた音がします。伐採されてから、けっこう経っているようです。
エノキの比重は0.62
それほど重いわけでもないんですね。
このほかにも、カキ、サクラ、ケヤキなど、東京の庭にありそうな木々が、どんどん割られていきます。
中には、ふかふかになって、薪にならないような木も結構ありました。
割って運んで積んで、いったいいくらかかったの?
![薪の積み込み](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/05/RIMG2705-1024x768.jpg)
私の家から、Mさんの別荘までは車で10分。
毎日、夕方に一台づつ運び込みます。
車からは、一輪車でアプローチを降りていき、3カ所に積みこみます。
![薪小屋](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/05/RIMG2707-1024x768.jpg)
薪小屋にも積み込みます。
玉切りの長さがそろえられず、長さがまちまちですので、積み込みが難しいんです。
すべてを積み込んだところで、体積の計算をしてみます。
一つ一つの薪の長さがそろっていませんので、概算なんですが、
約340束
の薪となりました。
作業代と、薪にならない腐った原木の処理料とを合わせて、今回の請求額は、
68,000円(税込み)
となり、
1束あたり、約200円
の薪となりました。
高いか安いか?
![エノキング](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/05/RIMG2698.jpg)
私としては、
エノキング
を初めて玉切り、割れたことで、貴重な体験をさせていただき、さらに賃金もいただいて、
感謝!
しかありません。
1束200円の薪であれば、かなり経済的ではあります。
何より、東京では、お金を払って、伐採した樹木を処分しなければならないということです。
その処分料が、私の作業料よりも高ければ、かなりの節約になります(配送料もありますが)
。
ただ、冒頭にもふれましたが、Mさんは
超お金持ち
ですので、そんな計算よりも、伐るしかなかった木々を、有効に利用したいという、
サスティナブル
な価値感での、今回の薪割り依頼だったのかな、と思っています。
こちらもおすすめ>>薪を配達した後、灯油を買いに行く お金を介してエネルギーを交換したようなもんです
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