12月に伐採した薪の原木。
玉切りをしたときに、木によって重さの違いを感じました。
参考記事>>冬に伐採した薪の原木でも、木の種類によって含水率が違いました
先の記事では、重さは私の感覚のみでしたので、今回は
施工管理的手法
を使って検証してみたいと思います。
測定条件
![](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC_0403-1024x768.jpg)
- 気温8℃(ただし、朝の気温はマイナス14℃)
- 伐採した時期は12月いっぱい
- 玉切りはすべて直径Φ22㎝(薪一束)、長さ40㎝
- 重さはばね測りで測定
- 水分はシンワデジタル水分計を使用
コナラ
![コナラの玉切り](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC_0363-1024x768.jpg)
薪の1番人気のナラ。
ナラでも、この辺りには、
コナラ
と、
ミズナラ
が、自生しています。
![コナラ22㎏](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/01/DIAGONAL_0001_BURST20210105113028171_COVER-1024x768.jpg)
玉切りの重量は
22㎏。
![含水比29.3%](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC_0367-1024x768.jpg)
含水比29.3%。
ミズナラ
![ミズナラの玉切り](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC_0373-1024x768.jpg)
コナラとミズナラの違いは、葉っぱとどんぐりがちがいますが、見分け方はまた今度。
![ミズナラ21㎏](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC_0375-1024x768.jpg)
ミズナラは、
ミズ
と名前につくので、コナラより重いと思ったんですが、
21㎏
![含水比20.6%](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC_0378-1024x768.jpg)
と思ったら、水分が少なかったですね。
ミズキ
![ミズキの玉切り](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC_0361-1024x768.jpg)
このミズキは、真っ白でキレイです。
![重さ20㎏、含水比30.6%](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/01/DIAGONAL_0001_BURST20210105112535372_COVER-1024x768.jpg)
重さは20㎏。やっぱり水分が多く、30%超え。
薪の中の方も、キレイですね。
アカシア(ハリエンジュ)
![アカシアの玉切り](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC_0368-1024x768.jpg)
今年は、アカシアを大量に仕入れました。
材の中は、すこし黄色っぽいです。
![重さ16㎏、含水比14.3%](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC_0371-1024x768.jpg)
重さは16㎏。アカシアの玉切りが、軽いと感じたことから、調べてみようと思いたったわけです。
やっぱり、水分が少なく、14.3%。すぐに、燃やせそうです。
クリ
![クリの玉切り](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC_0379-1024x768.jpg)
クリの木も、一見ナラとそっくりですが、切ってみるとナラよりだいぶ柔らかいです。
![重さ15㎏、含水比19.4%](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/01/DSC_0384-1024x768.jpg)
重さは15㎏。
水分は19.4%。
水分が多い割には、軽いのが印象的です。
あくまでも参考まで
リンク
今年販売した薪は、ナラが多かったんですが、乾燥した一束の重量は、
約10㎏
でした。薪の束には、隙間もあるので簡単には比較できませんが、薪として乾燥させ、タガに詰めてみると、
約半分
の重量になるんですね。
また、気温が低すぎたりすると、含水比は正確には出ないと思われます。
あくまでも、参考まで。
こちらもおすすめ>>いろいろな雑木薪【1】販売用薪の種類
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