20年以上前の石油ファンヒーターを高冷地で使い続ける

サンヨー電機のファンヒーター DIY
サンヨー電機のファンヒーター
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昨晩は冷え込んだので、薪ストーブをつけました。

そんな次の日の朝も、もちろん寒いんですが、朝は忙しいです。

しかも、すぐに誰もいなくなってしまうので

石油ファンヒーター

を使うことが多いです。

しかし、1997年製、23年前に製造されたファンヒーターが着火せず、全く役に立たなかったので

分解清掃

してみます。

標高が高いところでは使えないものが多い

空気取り入れ口
空気取り入れ口

三洋電機(現在はパナソニックに吸収)のファンヒーター。

この機種ではないんですが、一酸化炭素中毒の恐れがあるリコールがでて、三洋電機ではその後ファンヒーターは製造されていませんし、そもそもメーカーも部品ももうありませんので修理はできません。

しかし、メインの暖房ではありませんので何とかメンテナンスして使い続けています。

石油ファンヒーターは、標高が高いところでは使えないものが多く、高冷地で使用する際には注意が必要です。

高所地対応の機種を選びましょう。

この機種がそうなのかは、古すぎるのでわかりません。

分解は簡単、ドライバー1本で

ドライバーで分解
ドライバーで分解

分解はドライバー1本でオッケー。

こんな隠れたところにもビス止めされていますので全部外していきます。

作りはカンタン
作りはカンタン

20個くらいビスをはずすと、心臓部が見えてきます。

たまったカーボン
たまったカーボン

点火システム周辺に、カーボンがたまっています。

カーボンは電気を流してしまいますので、

電子着火の火花

が放電できずに、着火不良となっていたようです。

カーボンを除去
カーボンを除去

薪ストーブの焚き付けで、カーボンをこじこじ。

掃除機で吸い取ります。

ここにカーボンがたまってしまうということは、この機種は

高地対応機種

ではないのかもしれません。

ほこりがたまったファン
ほこりがたまったファン

ファンの部分にも、かなりのホコリがたまっていました。

キッタネー。

こちらも掃除機で吸い取ります。

掃除しただけで着火しました

なおったよ
なおったよ

元通りに組み立てなおし、スイッチオン。

問題なく着火しました。

ブルーの炎
ブルーの炎

炎も、キレイなブルーです。

古いとはいえ、中型クラスのファンヒーターは結構な値段がしますので、直れば買わなくて済むんですよねー。

着火不良の場合には、ここを掃除すれば復活することがわかっていて、かれこれ

10回くらい(笑)

掃除したことになります。

これで、朝のタイマー運転が復活。

いつまで使えるのかはわかりませんが、使えるうちは使い続けていきたいと思います。

灯油も高くなってきましたよね。

薪ストーブ
薪ストーブ

やっぱり薪ストーブ の暖かさにはかないませんが、

薪ストーブにタイマー機能

は付いてないからなあ。

このファンヒーターがこわれて次に買うんなら、高地補正機能が付いている、これにします↓

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