あるオスジカの憂鬱

八ケ岳のシカ田舎暮らし
八ケ岳のシカ

僕、オスジカのシカオです。

このシカの群れのリーダー。

今年は雪が多くて、群れのみんなにご飯を食べさせるのがたいへんなんです。

僕たちは増えすぎてる、かも

もう食べるものが無い
もう食べるものが無い

ここ数年、人間たちのせいで、

地球温暖化

が進んでるらしいね。

おかげで冬でも雪が少なく、僕らシカたちは、

ハーレムで手あたり次第繁殖♡

して、いまやこの一帯のマジョリティ(多数派)。

でも、今年は急に雪が多く降って、もうこのあたりには食べるものが無くなってきちゃったよ。

どこかで人間が伐採してるよ

伐採する人間
伐採する人間

僕たちの縄張りに、たまに入ってきてうるさい機械をぶん回し、木を伐っていく人間。

あいつのことはよく見るよ。サルみたいなやつだ。

あんなことをする奴は、このあたりではマイノリティ(少数派)、顔を覚えたよ。

この音がすると、木が倒れてることが多いから、必ず見に行くよ。

今日は、こんな雪の降る中、あのサルが木を伐ってた。

バカじゃないの?

でも、あのバカのおかげで、僕たちの大好きな

ドイツトウヒ

が倒れている。

みんな、こっちに集まれー。ピーッ!

おかげで冬を越せそうよ

呼ばれたメスジカ
呼ばれたメスジカ

わたし、メスジカのカノコ。

この雪で、子供たちが冬を越せるかが心配。

あ、お父さんが呼んでいるわ。

若い雄シカのケンカ
若い雄シカのケンカ

あんたたちも、その粗末なツノでケンカなんかしてないで、早くおいで!

アカマツの皮も食べるわよ

アカマツの皮
アカマツの皮

こっちには、アカマツも倒れているわ。

これ美味しいのよね~。

シカの食べあと
シカの食べあと

こじこじこじこじ、はむはむはむはむ。

キレイに剥けたアカマツ
キレイに剥けたアカマツ

今なら無料で、全部の皮をむいてアゲル。ただし、アカマツのみね。

ひっくり返さないと、裏まではむけないわ。

この話はフィクションです

タヌキのタヌキチくん
タヌキのタヌキチくん

おれ、タヌキのタヌキチ。

シカよりは少ないけど、あのサルたちよりは多数派。

この話は、サルに似た

きこり

たちが、伐採をしていると、シカたちが寄ってくるっていうことを言いたかっただけの話だったとさ。

おしまい。

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コメント

  1. 関西や東海でも桧の皮が食べられているのはよく見かけますが、まさかあの堅いアカマツの皮まで剝いじゃうなんて鹿さん凄すぎ(驚)

    • hayasaruhayasaru より:

      山崎木材さま
      アカマツの皮は大好きなようで、夏でも食べに来ます。
      不思議と、立っている木の皮は食べなくて、伐採した木を食べるんです。

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