平成30年の夏の終わりに、台風による倒木で、1週間以上の停電になったことがあります。
そのあとから、発電機の購入を検討していまして、ことしの夏にようやく購入。
その後、試運転をすることもなく秋も終わろうとしています(笑)ので、家族と一緒に試運転と訓練をしてみました。
参考記事>>災害に備えて発電機の購入を検討しています
まずは開封して初期の整備
コーシンインバーター発電機は、6月の終わりには届いていましたが、幸いにして災害や停電が起きることもなく現在(11/20)に至っています。
仕事にも使おうと思っていましたが、その機会もありませんでした。
届いてからすぐに封を切って、初期の整備は済ませてありました。
エンジンオイルを入れます。
約0.6リットル、こういった汎用ガソリンエンジンは大体一緒ですね。
GV30-isは中型の発電機で、セルモーターの始動のためのバッテリーが付いています。
こちらも取り付けます。
あとはガソリンを入れれば使えるはずですが、試運転は約5か月後となります(笑)
禁断のアイテム、違法改造電気コード
発電機は、災害の時に最低限の生活ができる容量のものを選びました。
これを室内でまんべんなく使うには、室内の配線と接続して使いたいです。
第一種・二種・三種電気工事士と特別高圧電気取り扱いの資格
を持つ知り合いに、両側にオスのプラグをつけたコードで、家庭のコンセントに差し込む
違法改造コード
があれば、停電時に差し込むだけ♡
とのあやしい情報を聞いて、無資格の私も自己責任で製作。
もちろん、災害時にしかつかいません!
エンジン始動、女性でもラクラク
いよいよ、ガソリンを入れて、避難訓練をしたいと思います。
50㎏ある発電機も、キャスターが付いているので移動はラク。
娘に運んでもらいます。
始動の順番が、操作パネルに番号で書いてありますのでその通りにやるだけです。
もっとも、普段チェンソーや刈り払い機などを使っている人なら簡単に始動できるはず。
チョークを閉じて始動、その後チョークを開きます。
注意する点は、エンジンが無負荷の時に燃費を向上させる
エコモード
を、エンジン始動時にはオフにしておくことくらいです。
災害はいつ襲ってくるかわかりません。
ずっと使っていない機械のバッテリーが上がっているのはよくあること。
そんなときも、スターターロープ始動ができます。
妻でも、簡単に始動することが出来ました。
停電発生、もうひとつ禁断のコードが必要かも!
室内のブレーカーを切って、疑似的に停電を発生させます。
その後、禁断の電気コードで、外のコンセントに発電機をつなぎます。
すぐ横にある外水道をひねると、水が出てきました。
そう、わが家は井戸で生活のすべての水を賄っていますので、どうしても発電機が必要だったのです。
日立の深井戸用ポンプも、ちゃんと回っています。
ただ、室内の電気が全く使えません。
そこで、延長コードを使って、室内のコンセントに禁断のコードをつないでみます。
すると、室内の電化製品が普通に使えました。
屋外のコンセントから中のコンセントには電気が行かないようです。
禁断の電気コードをもう1つ準備して、外と中両方を接続する必要がありそうです。
災害が起きないのがいちばんですが
コーシンインバーター発電機、GV30-isの乾燥重量は50㎏。
私一人でもがんばれば軽トラックに積むことが出来ます。
男性2人であれば余裕でしょう。上部に吊るためのフックもついています。
いつ起こるかわからない災害に備えて、高価な発電機を備えるのもどうかとは思ったんですが、仕事やレジャーにも使えそうです。
平成30年の停電以前にも、県道で交通事故があり、電柱が倒れたこともありました。
その時は、中部電力の人が発電機を持ってきました。
最初は小さい発電機しか持ってこれず、水がつかえませんでした。
その後、大きな発電機を持ってきて、復旧工事が終了するまで電気を供給してくれたんです。
あれからかなりの年月が経ってしまいましたが、今回、発電機の始動訓練をしてみて、大きな安心感が得られたのです。
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