もうすぐ誕生日を迎える妻に、
トップガン・マーヴェリック
を大画面、サラウンド音響で見せてあげたくて、ホームシアターを作ってあげることにしました。
オーディオにはまったくの素人です。
アマゾンファイヤースティック、中華プロジェクター、中古のスピーカー、ソニーの低価格アンプで、満足のいくシステムが構築できました。
中華プロジェクター、4kじゃないけど十分です

以前、仕事で掃除をさせていただいていた別荘に、ホームシアターのセットが組み込まれていました。
- エプソンのフルハイビジョンプロジェクター
- オルフセンのスピーカー、サラウンド音響システム
- 電動のスクリーン
- 高級ソファーと高級ワイン
などで構成されていて、総額は200万円以上かかっていたものと思われます。
いいな~、どんな音がするんだろ~、と思っていました。
私の予算は、
頑張って15万円、ひっくり返ってもこれ以上は・・(笑)
調子の悪くなってきた日立のハイビジョンプラズマテレビWoo(42インチ)の買い替えのためにためておいたお金です。
そこで、目をつけたのが、
中華製プロジェクター
でした。
現在、エプソンなどの一流メーカーのプロジェクターは4K(2160P)が主流ですが、中華プロジェクターはフルハイビジョン(1080P)がひしめき合って、さまざまなメーカーから
2万円くらい
でアマゾンなどで売られています。
専門家のブログで勉強、図々しくもおすすめを教えてもらいました

ホームシアターや音響は、まったくの素人でしたので、専門家のブログやユーチューブで勉強すること1週間(みじかっ)。
くろかわゆうじさんのブログ
低予算でのホームシアターづくりを極めている方で、大変参考になり、図々しくもおすすめの中華プロジェクターを教えてもらいました。
私は、あの別荘のように、120インチの大画面で見たかったのです。
アドバイスを受けて私がポチったのは
WiMiUS K8
というプロジェクターです。
色も黒くて我が家のインテリアにも合うかと・・
画面調整機能があまり得意でない中華プロジェクターは、スクリーンの真正面に設置し、その設置した距離でスクリーンのサイズがだいたい決まってしまいます。

取説を見ると、120インチで見るには4メートルの距離が必要なことがわかります。
最大で、300インチまでいけるそうな。

この出窓の部分に吊り金具(別売)で吊りました。
このK8は、下においてもひっくり返して吊っても使えるんです。
ここから、スクリーン予定地までが約4メートル。
120インチの手動式スクリーンはこちら。
おおきなロールスクリーン、といった感じです。
これで映像を大画面で映し出す準備は整いました。
ソニーのアンプ、STR-DH790にファイヤースティックTVを接続

せっかく大画面で映像が見れても、音響が貧弱では映画館のようにはなりません。
そこで、サラウンド音響の最新フォーマット
ドルビーアトモス
まで対応している中では低価格の、
ソニーマルチチャンネル・インテグレートアンプ STR-DH790
をチョイス。
こちらに、アマゾンファイヤースティックTVを差します。
ファイヤースティックには電源が必要ですが、アンプからも給電可能でした。
中華プロジェクターの購入の際、プライム会員の割引セールをやっていましたし、月に500円でプライムビデオが見れますので、プライム会員になりました。
もう、DVDをレンタルする時代ではないのです!
スピーカーはすべて中古品(笑)

新品で奮発したソニーのアンプですが、このアンプには7個のスピーカーと2個のサブウーファーをつなぐことが出来ます。
そろそろ予算的に厳しくなってきて、スピーカーはすべて中古品となりました。
とりあえず、スピーカー5個、サブウーファー1個の
5.1Chサラウンド
を構築してみます。
ケンウッドのブックシェルフをバックに、デノンのサブウーファー(セットで小さなセンタースピーカー)、パナソニックのセンタースピーカーとメーカーはバラバラ。
フロント用のシルバーのスピーカーとアンプはソニー製で、これは妻と結婚する前に、
誕生日プレゼント
としてもらった、MDプレーヤーの一部。
これをテレビにつなげて少しだけいい音で映画を見たりしていたんです。
あれから25年。

3人の子供を育てる中で、スピーカーの穴にはいろいろなものが突っ込まれていました。
スピーカーを分解できませんでしたので、マジックハンドでミニカーを救出。
さまざまな宝物が隠されていたんです。
そのほかのスピーカーはラクマで購入。
総額は1万円。
勘違いして電源のないサブウーファーを購入してしまった・・

ラクマで買ったデノンのサブウーファー。電源が無いものを勘違いして購入してしまいました。
STR-DH790アンプからは、直接つなぐことができず、結局古いMDプレーヤーのアンプにモノラル音声ケーブルでつなぎ、そこからサブウーファーにつなぎました。
でも、これで音が出ました。
急遽DIYしたラックには、この古いアンプ、新品のSTR-DH790、そしてブルーレイを見るために(もちろんゲームも)プレイステーション4と、すべてソニー製品が並んだわけです。
結果オーライ♪
となりました。
スピーカーを設置してコードを配線、約60メートル必要でした

フロントスピーカーは火打ち梁の上、センタースピーカーはツーバイフォー材でラックをDIY。
火打ち梁には、120インチのスクリーンを鎖でぶら下げました。
掃出し窓のカーテンレールに沿っていて、使わない時の違和感はあまりありません。

梁に置いたスピーカーは、それぞれヒートン金具をねじ込み、ダイソーのワイヤーリングで固定。

センタースピーカーには、固定用のネジ穴が開いていましたので、蝶ネジで固定。
不意に落下することが無いようにしておきます。

プロジェクターをぶら下げた出窓に、バックのサラウンドスピーカーを設置。
スピーカーをレンガの上に置くといいと聞いたので、建築廃材(笑)を利用。レンガの上には10円玉(笑)
スピーカーコードは、アマゾンベーシックの30メートル巻きが2つで少し余ったくらい。

映画はこのDIYしたソファーに座って見るつもりです。
その下に、サブウーファーを無理やり突っ込みます。しかも、横向き(笑)
それぞれ、音響の専門家から見れば滅茶苦茶な設置方法かと思われますよ。
それでも、なんとか、スピーカー5.1Chが、
邪魔にならないところに(これが重要)
設置できました。
STR-DH790のアンプに、付属のマイクをつなぎ、ソファーの位置で自動でサラウンドの調節。
素人でも簡単に、各スピーカーのセットができるんです。
プロジェクターとアンプとの距離が結構あって、10メートルのHDMIケーブルも購入。
STR-DH790のアンプのHDMI出力端子は1つしかありませんので、こちらも購入。
これで、プロジェクターとテレビを簡単に切り替えることが出来ます。
トップガン・マーヴェリック、待ちきれずに見たよ
えーっと、妻の誕生日は来月なんですが、ホームシアターが完成しましたので待ちきれるはずもなく、
トップガン・マーヴェリック
を見ましたよ!
上のリンクはブルーレイですが、アマゾンのリンクに飛ぶと、なんと
¥399
で、プライムビデオでレンタルして視聴することができるんです。
ファイヤースティックとアマゾンプライムとホームシアター。
最強です。
実はトップガン・マーヴェリックは、映画館でも見ました。
どうしても、もう1度見たかったんです。
新しく出来上がったホームシアター環境で、トップガン・マーヴェリックを見た感想を。
- 戦闘機の音ヤバい
- 静かなシーンも、はっきりと聞こえるセリフ
- マーヴェリックがテスト飛行区域に無断で入るシーン。
トム・クルーズの息遣いが映画館より感じられて逝きそう - 120インチの大画面、私には十分きれいな画像で酔いそう
- 妻も喜んでくれてうれしい♡
- 妻が買ってくれたMDコンポのスピーカーが復活して嬉しい
我が家は山の中の一軒家。
どんなに大音量でも大丈夫なんです。
全部でいくらかかったか

久しぶりに帰ってきた娘も、ホームシアターにびっくり。
音響にも、満足していました。
約2週間、仕事から帰ってきて毎日作ったホームシアター。いくらかかったのでしょうか?
- 120インチスクリーン
\26,800→楽天ポイントで\12,000 - wimius K8プロジェクター
\26,999→アマプラとブラックフライデーで\19,999 - 吊り金具
\2,780 - スピーカー
全部で\10,000 - スピーカーケーブル
¥4,264 - HDMIケーブル
\2,180 - HDMI切り替え機
\2,000(アマゾンの方が安いけど、楽天のお買い物マラソンでアンプ分のポイントをできるだけもらうため) - ソニーSTR-DH790
\44,836 - そのほかラックなどのDIY費用
\10,000 - ファイヤースティック
もともと使っていたもので今回はカウントせず
合計で、
¥108,059
となり、予算の15万円を大きく下回ることが出来ました。
お金がある人は、高級な製品を集めればいいです。
でも、びっくりするほどのおカネはかけずに、これほどの感動を得られるんですよ。
きっと、10万円くらいのテレビを買っても、この感動は得られなかったと思います。
あとは、プライムビデオを見まくって、冬の夜長を楽しむだけです。
コメント
[…] 山の中の一軒家で低価格ホームシアターを実現した素敵なお家紹介⇒楽しさが伝わってきます、是非読んでみて下さい […]