今回の伐採は、家の玄関の前に植えられた
白樺
の枝払いです。
幹が白く、いかにも高原の樹木な白樺ですが、私は
全部切ったほうがいいんじゃないかなー、
と思ったのですが、却下。
枝払いのみとなりました。
だってカバノアナタケ生えてるもん
こちらが作業前の写真です。
一番太いところで直径が約30cm。高さは約20メートル。
3本の株立ちで、一番右の節のところには、
カバノアナタケ
が生えています。
樹木自体が、少し弱っていますので、全部切ったほうがいいとアドバイスしたんですが、
切るのは忍びない、屋根の上に覆いかぶさった枝だけ払ってほしい、ということでした。
それにしても、屋根に近すぎますよね。
屋根に上ってシルキー早打ちで枝払い
今回の作戦は、屋根に上って、高枝切りのこぎり、
シルキー早打ち
で枝をおとしていく作戦です。
まあ、作戦というほどの作戦ではありませんが、危険なことには変わりありませんので慎重に作業を進めます。
シルキー早打ちでは、経験的に
直径10㎝
くらいまでの枝を切ることができますが、けっこうな太さのものが上から落ちてきますので、自分の頭に落ちたり、屋根の上に激しく落ちたりすると危険なんです(屋根に穴が開く)。
たいてい写真のように、途中で折れ始めて、樹皮がのこってぶら下がってしまうんですが、この後は慎重に切って危なくないように落としていくわけです。
こういった枝が地面に落ちる際、枝が跳ね返って、あらぬ方向に飛んで行って、建物のガラスが割れた、というのはよく聞く話です。
できるだけ屋根の上で受け止めて、手ノコで細かくしてから遠くに投げ落とします。
参考記事>>屋根にロープを張る 安全に屋根に登る方法
すっきりしました
屋根の上の作業、約1時間。
下から見ると、空が見えるようになりました。
今回は枝払いのみとなりましたが、いずれは伐採しなければならない日が来ると思います。
白樺の枝の有効活用、横浜の方がほしいそうです
材木としても、薪としても、あまり利用されることのない白樺。
白樺の枝は柔らかく、リースの土台などに使うことができます。
すこし前のことですが、横浜の方で白樺の枝を使いたいという人がいらして、有効に利用していただくこととなりました。
いつもは持て余している白樺、まして、枝の方は捨ててしまうことの方が多かったのですが、今回はていねいにまとめて、遠く横浜まで行くことになりそうです。
こちらのはなしはまた今度。
こちらもおすすめ>>太い白樺を伐採する 使い道あるかな~?雑木の有効利用【その3】
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