ドラム缶という、容器があります。
約200リットルの液体がはいる、鉄の缶です。
田舎暮らしの達人は、これをドラム缶風呂にしたり、薪ストーブにしたり、単に焼却炉にしたりと、DIYの素材としても人気がありますが、本来の使い方として使うためには、ふたを開ける必要があります。
ふたを開ける工具もあります
頻繁にふたを開け閉めする場合は、やはり専門の工具を使った方がいいと思います。
これとは別に、中の液体を吸い出すポンプも必要ですね。
![ドラム缶ポンプ](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_3802-1024x768.jpg)
一番手軽なプラスチック製。上にある、灯油ポンプよりかなり大きいです。
しかしこれでは、粘度の高いエンジンオイルなどは吸えません。
こんなのが必要になってきます。
ドラム缶のフタは、鉄の棒2本であけられます
![ドラム缶のフタ](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_3793-1024x768.jpg)
ドラム缶のフタは、ネジでしめこまれています。
フタには対角に穴が開いた金具がプレスされています。
フタの中には、Oリングが入っていて、密閉されています。
![棒を突っ込む](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_3794-1024x768.jpg)
まず、片方の穴に鉄の棒を突っ込みます。
ドライバーとか、そこらへんに転がっている、5寸釘とか(笑)
![鉄の棒2本目](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_3795-1024x768.jpg)
次に、鉄の棒2本目を向こう側のでっぱりと鉄の棒1本目に引っ掛けます。
2本目も、ドライバーとか、そこらへんに転がっている、鉄筋とか(笑)
![テコゲンで回す](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_3796-1024x768.jpg)
あとは、反時計回りに
てこの原理(略してテコゲン)
に回します。
![ふたのパッキン](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_3797-1024x768.jpg)
ある程度回せば、あとは手でも回ります。
Oリングのパッキンは、ふたの方についています。
![ふたを閉める](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_3798-1024x768.jpg)
閉める場合は、時計回りにテコゲンで。
頻繁に開け閉めしないのなら、これでじゅうぶんですね。
DIYの場合も、1回はフタをあけたほうがいいよ
![ドラム缶を切る](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/11/DSC_2184-1024x768.jpg)
ドラム缶は、ディスクグラインダーで簡単に切ることができます。
この際、かなりの火花が発生します。
ガソリンスタンドや車の修理工場などでタダもらってきたり、安く譲ってもらったりできるドラム缶ですが、中には
可燃性の液体
が入っていた可能性が高いです。
ですので、DIYを始める前に、1度はふたを開け、中に残っている液体を排出(ひっくり返す)し、念のため水洗いしてから作業することをお勧めします。
でないと、サンダーの火花で火災が起きてしまうかもしれません。
![ドラム缶のバーベキューグリル](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2021/11/HORIZON_0001_BURST20200426144052679_COVER-1024x768.jpg)
このバーベキューグリルは、ドラム缶を切って曲げるだけ。
カンタンなDIYでした。
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