冬につぶれそうになっていた、
薪割り機の小屋
のDIYの第2弾となります。
第1弾は、小屋のための束石ならべ、こちらの記事になります。
参考記事>>つか石の並べ方【コンベックスと水平器】だけで正確にDIYする
お盆休みを利用して、だいぶ進みました。
枕木を刻む、メッチャ硬い(;´Д`)
まず最初に、枕木に付く梁の代わりの足場板をはさむ場所を、刻みます。
枕木の太さはまちまちで、残る部分が4センチになるように、丸ノコの刃の出具合を調整し、たくさん切れ目を入れます。
そこを、ノミで刻んでいきます。
枕木は、硬い広葉樹でできていて、この作業にはメッチャ時間がかかりました。
足場板の梁材のほか、中間にも角材の梁を入れたかったので、こちらもそのサイズに切り欠きます。
枕木は、外構工事の際に撤去してきたものをタダで手に入れてきたものです。
かなり傷んでいますので、裂けないように、番線で縛っておきます。
強度にはちょっと不安がありましたが、
いつか使うかも(笑)
と思って、長年ガラクタのごとく保管しておいたものでしたが、これを使ってガラクタを片付けていかねばなりません。
現在は、程度のいい枕木は、2メートルもので1万円くらいに高騰しています。
横に入れる梁を固定するために、枕木に穴をあけます。
非常に硬く、インパクトレンチでもかなり大変でした。
中身は、割としっかりしているようです。
刻む作業は、1日では終わりませんでした。
また、枕木の中には古い釘や砕石がはいっていることがあって、運が悪ければ刃物を痛めてしまいます。
最初のカットも、いちばん古いハスクバーナ141で。
20年以上前にホームセンターで買ったこのチェンソー。
まだまだ調子がいいです。
組み立ててみる
隣の薪小屋に仮に止め、倒れないようにしてから組み立ててみます。
その前に、ツイン羽子板という引っ張る金物を、コーチネジで梁材に固定。
コーチネジは下穴をあけてからインパクトで打ち込みます。
M12の全ネジボルトをサンダーでカット。
面取りをして、ナットがはいるようにしておきます。
ツイン羽子板をナットで引っ張りあって、ダブルナットで固定。
足場板の梁材も、穴をあけてワッシャーをかませ、全ネジボルトで固定。
垂木は杉材のツーバイフォー、母屋は松材
足場板の梁材に垂木が入る溝を掘ります。
ホームセンターで、杉のツーバイフォー材が売っていて、少し値段が高かったのですが、長さが2メートルあって、SPF材よりまっすぐでしたのでこちらを購入。
7尺(2.1メートル)のポリカ波板で屋根をふきたかったので都合がよかったのです。
枕木は、高いほうが1.8メートル、低いほうは15センチ下げた勾配です。
水糸を張って、垂木の勾配を決定し、墨を打ってから刻みます。
垂木をコーススレッドで固定。
筋交いの代わりに、SPF材のツーバイフォー材で垂木を枕木を固定。
以前、カーポートを作った際に大量に同じサイズの端材が出まして、こちらを利用。
枕木が硬くて、下穴をあけないと、コーススレッドが入っていきませんでした。
松材の母屋も固定。
薪小屋の屋根と干渉してしまいましたので、薪小屋の屋根を少しカットしました。
どうやって屋根をふくか、悩ましいところ。
束石のところから、直角にはこだわって施工してきましたので、母屋をのせた後もほぼ直角に仕上がりました。
対角線の誤差で、1cm以下となりました。
塗装してひとまず終了
母屋まで組みあがりましたので、
ナフタデコール・エボニー
で塗装します。
なぜ、このチョイスかといいますと、使いかけの塗料の中で、
これが足りそうだったから(笑)
です。DIYでは、よくあることですね。
枕木の方はあえて塗装はしませんでした。
ナフタデコールのエボニーでは、ちょっと、黒っぽ過ぎる感じもしましたが、乾いてくると落ち着いて見えました。
枕木に似た色ならば、キシラデコールのパリサンダあたりが似ていると思うのですが、あるものを使って
ガラクタを減らしたい
のです。
今回はここまで
今回は塗装まででタイムアップ。
まだ、波板も買ってきていないのです。
買い物は、材木はわりと近い、ホームセンターナフコが安く、波板は隣の諏訪市の綿半ホームエイドが安いんです。
山暮らしでは、それだけで半日潰れてしまうんですよね~。
こちらもおすすめ>>カーポートをローコストDIYでつくったよ
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