山暮らしを始めるにあたって自宅を新築した時、キッチンにはあんまりお金をかけられませんでした。
設備屋さんおすすめの(在庫品?)クリナップのシステムキッチンで、機能的には過不足はありませんでした。
ただ、設計士さんと一緒に見学に行った、ショールームのキッチンのカッコ良さにはおよびません。カミさん的には、それが忘れられないようでした。
キッチンリフォームDIY まずは棚を作ってみよう
キッチンのシンクの正面は、なんの変哲もないメラミンの板の壁でした。
シンプルで、手入れもしやすいものでしたが、味気もありません。
かといって、ここにレンガ調とか、板張りとかにしても汚れるだけなので、棚を作ることにしました。
棚受けをコーススレッドで固定
ホームセンターでクラシカルな雰囲気の棚受けが、1セット400円で売っていました。
これをインパクトドライバーで15ミリの長さのコーススレッドで固定。ネジの頭を白のペイントマーカーで塗って目立たないようにしておきます。
メラミンの板と、その裏側の板がどれほどの厚みがあるのかわかりませんが、しっかりととまったようです。
ファルカタ集成材は扱いやすい
同じホームセンターで、ファルカタ集成材を購入。幅150ミリ、厚さ13ミリ、長さ900ミリを2枚購入。1枚500円しませんでした。安いです。
この材は非常に柔らかく、工作しやすいです。高級感はありませんが、カントリーテイストのDIYには雰囲気が合うので、よく使います。
角を紙やすりでまるく仕上げて、同じコーススレッドで裏からとめればできあがり。
あまり重いものは乗せられませんが、調味料、コーヒー、紅茶なんかを乗せるのに重宝しています。
もうひとつはキッチンペーパーホルダーをかねて
シンク正面の棚があまりにも簡単だったので、冷蔵庫の横にもう一つ作ることにしました。
ここにはキッチンペーパーを収納できるようにしました。
ここの壁は、もともとあった壁がいろいろな意味で気に入らなくて、DIYでファルカタ集成材の大きめの板に替えてありました。
そこに、直径40ミリの穴をあけたファルカタ集成材の棚受けを裏側からねじ止めし、棚板を乗せて固定しました。40ミリの穴には、35ミリの丸棒を差し込めるようにしてあります。
ここにキッチンペーパーを差し込むのです。
ここならキッチンペーパーが水にぬれることもないし、取りやすいです。
ただ、くるくる回ってしまうので、片手では取りにくいです。なにかストッパーをつければいいかもしれません。
自作の棚受けのラインも、ファルカタ集成材でつくれば簡単に削れるので、カントリーテイストを出しやすいと思います。
この下の部分に食器あらいに使う水切りをおいてあって、その部分は水にぬれることがあるんですが、腐ったり変色してはいないので、耐水性もあるようです。
ファルカタ集成材は、屋外のガーデニング用材なんかには向かないと思いますが、室内のDIYには安くて軽くて扱いやすい木材なのでした。
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