薪の玉切りをしています。
よく切れるソーチェーンから、ナラの大きめのおがくずが出てきましたので、
薪ストーブの着火材用にバケツに保管しました。
このおがくずに、灯油をまぶして、着火剤にしています。
混合油では、ちょっと危険でしたよ~。
参考記事>>春になると薪ストーブの着火回数が増えますね 着火剤はタダ同然でDIY
混合油はホームセンターにも売っていますが・・
田舎暮らしで必需品の機械、チェンソーや刈り払い機は、2サイクルエンジンのものが多いです。
同じ排気量であれば、4サイクルより強力なパワーが出るからです。
2サイクルエンジンでは、燃料(ガソリン)にオイルを混ぜ、エンジン内部の潤滑に利用しています。
このオイルは、燃焼室でガソリンと一緒に燃焼し、排気ガスとして排出されます。
このことから、より少ないオイルで用が足りれば、パワーも出るし、排気もクリーンになるんです。
現在のチェンソーや刈り払い機で、
50:1
の混合油が使われるのが多いのはこのためです。
2サイクルオイルの性能が、飛躍的によくなってきたことも背景にあります。
50:1の混合油は、ホームセンターにも売っていますが結構高いです。
たまにしか使わない人なら、こちらでもいいですが、私は結構大量に使いますので、自作しています。
作るのは簡単、専用の容器に、ガソリンと2サイクルオイルをそれぞれの目盛りに合わせて注ぎ、ふたをして混ぜるだけです。
専用の容器も、ホームセンターなどで売っていますね。
直接、ガソリン缶に混ぜるひともいます
このスチールの2サイクルオイル(スチールでは、1:50となってますね)の入れ物には、目盛りが付いています。
目盛りの方のふたを緩め、本体をギューッと押すと、オイルが上に上がってきます。
線までで100ミリリットル(0.1リットル)。
ガソリン5リットルに対して0.1リットルで
50:1
となります。
ガソリンスタンドでガソリン缶に20リットルのガソリンを入れてもらえば(最近、めんどくさくなりましたよね)、4回ギューッツとして400ミリリットルのオイルを混ぜると、20リットルの混合油(正確には20.4リットル?)
の出来上がり。
ホントにたくさん作りたいときは、この方がラクです。
でも、スチールのこのオイル、色が赤くて、ガソリンと区別がつきにくいんですよね。
ガソリンとならべてみれば、あきらかに混合油の方が赤が強いんですが、紛らわしいです。
色なんか、かんけーねー!
という人もいるかもしれませんが、一目で混合油とわかる、ゼノアのオイルに、最近変えました。
エーゼットの安いチェンオイル。
この注ぎ口がふた付きで、ゼノアの4リットルの2サイクルオイルの口につきます。
これが欲しいがために、購入(笑)
ぴったり、とまではいかず、無理やりねじ込む感じです・・
ゼノアの注ぎ口は、使いづらいんですよねー。
ガソリンはスチール製の缶に
スチールやハスクの、混合油とチェンオイルが一緒に入る、カッコイイ
コンビ缶
なるものがあります。山で会う木こりたちで、使っている人も多いですね。
でも、これに満タンに入れると結構重いのと、相棒のGさんが使っている、
ゼノアG5001P
の口がちっちゃくて入らないので却下。
そもそも、プラスチックの容器で、ガソリンを運んではいけないのでは?
混合油ならいいのかな?
とかいう私も、ウオッシャー液の容器に入れていたりして。
2リットルという、絶妙なサイズと、注ぎやすさ。
チェンソーを少し高い位置において注ぐと、こぼれにくいです。
でも、こちらは現場で使うのみ。
作った混合油は、すぐに10リットルのガソリン缶に移して、保管しています。
ゼノアのオイルで作った混合油は、こんな色。
短く切った、灯油シュポシュポ。
チェンソーに直接シュポシュポでは、入れづらいので、こちらに移し替えるんです。
こっちはスチールの赤い混合油。
現場で余ったら、このまま保管となりますが、あまり長い間保管するのは、よくなさそうです。
こちらもおすすめ>>ハスクバーナのコンビ缶、もっと早く使えばよかった
コメント