先日使い始めた、ハスクバーナの生分解性チェンオイル、
ビーゴオイル XガードBIO
は、そのままではチェンソーに給油するのが難しいタンクに入っていました。
そこで、チェンオイルの給油が簡単にできる、
ハスクバーナコンビ缶・ペトロリウム
を使ってみましたのでレビューします。
参考記事>>ハスクバーナの生分解性チェンオイル【ビーゴオイル XガードBIO】を真冬に使ってみる
混合油もチェンオイルも超簡単給油、今まで使ってなかった自分は愚か者
今までコンビ缶を使わなかった理由は以下になります。
- スチールのコンビ缶がゼノアのチェンソーの給油口が小さくて給油できなかった。
- 樹脂製の素材のため、ガソリンスタンドでは給油不可。金属のタンクを使っていた。
- けっこう重たい。
- けっこうお高い。
でもね、使ってみたらこれ以上給油しやすい入れ物には出会ったことが無かったよ。
見た目もかっこいいしね。
私の、ハスクバーナ545に給油してみます。
コポコポコポっと空気が入っていく音とともに、混合ガソリンはもちろんのこと、チェンオイルまで自動給油。
満タンになると勝手に止まるんですよ。
燃料とオイル満タンで7.8㎏、フル装備で8.4㎏
混合燃料は、専用の混合容器でその都度作っています。
混合比は50:1
ですね。
参考記事>>チェンソーの混合油【50:1】の作り方と保管方法
ちなみに、ゼノアの2サイクルオイルについているふた付きのじゃばらのキャップはこれです。
この混合容器で作れる混合燃料は、5リットル。
コンビ缶には、混合が5リットル。
チェンオイルが2.5リットル入ります。
コンビ缶のサイド面には、半透明な部分があって、残量がわかるようになっています。
ビーゴオイルの横も同じように透明になってます。
ちなみに今日の朝の気温は氷点下8℃。それでも、さらさらしていました。
混合とオイルを満タンにすると、重量は7.6㎏。
コンビ缶には、目立て用のやすり、コンビレンチ、反対側には大きめの小物入れがあって、私はコンビゲージと目立て用のクランプ、目立てのスタートがわかるように使うサインペンを入れてみました。
やすりやコンビレンチは、ばねのようなもので固定されて、簡単に抜け落ちることはありません。
そのほかにも、替えのソーチェーンなんかも入る大きさがあります。
これだけあれば、ずっと仕事していられますね。
これをすべて入れると、8.4㎏。
それでも、コンビ缶の底部にへこみがあって手が引っかかるし、バランスがいいからか、給油するのにそれほどの重量は感じません。
給油する場合には、チェンソーは平らな地面などに置いた方がやりやすいです。
給油口が小さなゼノアこがるにも給油できたよ
スチールのコンビ缶では、スチールやハスクのチェンソーには給油できても、仕事仲間のゼノアのチェンソーに給油することが出来ませんでした。
給油口が小さかったのです。
でも、昔はコマツゼノア、今現在は、
ハスクバーナゼノア
ですもん、対応されていますよ。
付属するノズルは3種類。
左から、混合用、チェンオイル用、ネジのキャップは粘度の高いチェンオイル用(こちらは自動ではない)となります。
自動給油のノズルには、ロック機構もついています。
ノズルの径はすべて一緒で、21ミリです。
チェンソーの給油口がこれより大きければ給油可能です。
ちなみに、ゼノアこがるは22ミリでした。
気になったこと
気になったこともいくつかあります。
オイルの切れが悪く、給油後にはごくわずかですが少し垂れてきます。
これは仕方ないね。
ハスクの付属のコンビレンチはここに入りますが、少し大きなマイナスドライバーのやつは入りません。
このレンチは、リョービの付属だったかな。
取扱説明書に、日本語の表記はありません。
私には読めませんよ(笑)
でも、写真でわかる範囲です。
もう一度言います、これは便利です
チェンソーの道具は、このコンビ缶に入るもの以外にもたくさんありますね。
参考記事>>これだけはそろえたい チェンソーを使う時に必要なアイテム10選
わたしは、これらを
ロスコツールバッグ
という工具入れに入れています。
参考記事>>チェンソーの工具入れを考える 現時点ではロスコツールバッグが最高
でも、最低限のアイテムと燃料とオイルをコンビ缶に携えて、山の中で相当な時間チェンソーで仕事することが出来そうです。
チェンソーに給油するタイミングで、休憩をはさむ(私はそうですが)人も多いかと思います。
コンビ缶であっという間に給油できますので、
休憩時間が長くなる♪
のも、嬉しい誤算でした。
コンビ缶にはスチールはじめ、オレゴン、ヒューナーズドルフなどからもラインナップされていますが、自動給油用のノズルが別売りだったりして、コスパはこのハスクバーナのコンビ缶がいちばんいいような気がします。
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