寅年と申年、7年ごとに、諏訪地方で行われる
御柱祭(おんばしらさい)
地区で新しく作った法被が届きましたが、新型コロナの影響で、人力による曳航(えいこう)は中止となりました。
それに伴い、テレビなどでよくやっている、
木落とし・川越し
なども、中止となったんです。
トレーラーで運ぶって
御柱祭の年には、毎週のように氏子たちが集まり、
- 綱打ち
- メドてこ作り
- メドてこ乗りの練習
- 御柱にメドてこや綱をつける
- そのあと、飲み会(笑)
などが行われていて、4月の本番に備えています。
危険がともなうお祭りですので、練習が欠かせませんが、長野県でも
まんえん防止措置
の期間でしたので、集まることが出来ず、
安全を確保できない
という理由で、トレーラーによる搬送となったわけです。
私たちが伐採して、トラックで運んだ、練習用の御柱も、活躍することはありませんでした。
メドてこをつけたけど、放置されたままの練習用の御柱。
本当は、これにロープなどで乗る場所を作って、練習をするんです。
クレーンオペレーターのIさん忙しいね
現在、八ケ岳、美濃戸口の仮置き場におかれている御柱。
長いものは、19メートルあります。
トレーラーに積むのも、大変そうです。
いつも、伐採に来てくれるクレーン屋さんのIさん。
御柱の年には、
ほとんど休みが無い(うれしそう)
そうです。
本番のたて御柱(人力で建てるんですが、クレーン屋さん監修です)から始まって、日曜日ごとに地域の小宮祭と忙しそう。
今回トレーラーに積み込む際も、呼ばれるに違いありません。お疲れ様です。
里曳きはできるかな?
JR茅野駅に飾ってある、御柱の綱。
これも、氏子たちが集まって作るんですが、集まることは出来ません。
わたしの住む地域の神社は、鹿狩(しかがり)神社といいます。
諏訪大社の分社となります。
新しい法被には、殿様が弓矢でシカを狩るシーンが描かれています(そのために作られた神社だそうです)。
御柱祭は、伝統的な文化でもあり、山暮らしに役立つ技術などもあったりして楽しいんですが、
新しい法被を着てまぎれ込み(笑)
このブログで皆さんに伝えたかったのですが、4月の山出しの記事は書けそうにありません。
5月にある里曳きでは、モミの木を斧で三角錐にする冠落としや、建て御柱があります。
こちらも、開催が危ぶまれていますが、取材が出来れば、またお伝えしたいと思います。
こちらもおすすめ>>御柱(おんばしら)のようなモミの木の伐採
コメント