ドラム缶という、容器があります。
約200リットルの液体がはいる、鉄の缶です。
田舎暮らしの達人は、これをドラム缶風呂にしたり、薪ストーブにしたり、単に焼却炉にしたりと、DIYの素材としても人気がありますが、本来の使い方として使うためには、ふたを開ける必要があります。
ふたを開ける工具もあります
頻繁にふたを開け閉めする場合は、やはり専門の工具を使った方がいいと思います。
これとは別に、中の液体を吸い出すポンプも必要ですね。
一番手軽なプラスチック製。上にある、灯油ポンプよりかなり大きいです。
しかしこれでは、粘度の高いエンジンオイルなどは吸えません。
こんなのが必要になってきます。
ドラム缶のフタは、鉄の棒2本であけられます
ドラム缶のフタは、ネジでしめこまれています。
フタには対角に穴が開いた金具がプレスされています。
フタの中には、Oリングが入っていて、密閉されています。
まず、片方の穴に鉄の棒を突っ込みます。
ドライバーとか、そこらへんに転がっている、5寸釘とか(笑)
次に、鉄の棒2本目を向こう側のでっぱりと鉄の棒1本目に引っ掛けます。
2本目も、ドライバーとか、そこらへんに転がっている、鉄筋とか(笑)
あとは、反時計回りに
てこの原理(略してテコゲン)
に回します。
ある程度回せば、あとは手でも回ります。
Oリングのパッキンは、ふたの方についています。
閉める場合は、時計回りにテコゲンで。
頻繁に開け閉めしないのなら、これでじゅうぶんですね。
DIYの場合も、1回はフタをあけたほうがいいよ
ドラム缶は、ディスクグラインダーで簡単に切ることができます。
この際、かなりの火花が発生します。
ガソリンスタンドや車の修理工場などでタダもらってきたり、安く譲ってもらったりできるドラム缶ですが、中には
可燃性の液体
が入っていた可能性が高いです。
ですので、DIYを始める前に、1度はふたを開け、中に残っている液体を排出(ひっくり返す)し、念のため水洗いしてから作業することをお勧めします。
でないと、サンダーの火花で火災が起きてしまうかもしれません。
このバーベキューグリルは、ドラム缶を切って曲げるだけ。
カンタンなDIYでした。
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