現場でマキタの充電式丸ノコ
HS005G
を使う機会がありましたのでレビューします。
最近の現場、さまざまな電動工具にコードレスの波が広がってきていますが、使ってみれば
もうコード付きには戻れない♬
ほどの便利さを実感しました。
現場ではコードレスが便利
私が丸ノコを使うのは、コンパネを切断するためが多いです。
コンパネとは、こういったコンクリートの構造物を作る際、生コンが入る箱を作るのに使われる合板で、DIYでもおなじみの板です。
コンクリートが固まったのちにはこうして外していくわけです。
実際に、作業現場で型枠を作る際には、広い現場が多いですので、コードレスの工具は使い勝手がいいのです。
屋外であっても、我々は発電機を持って行って、電動工具を使います。
しかし、電気コードが届く範囲しか使えないのは言うまでもありません。
コードも、伸ばしすぎると電圧降下を起こします。
また、多人数で作業する際にも、コードが邪魔になるんです。
コードレスであれば、自分の担当区域で、お店を広げることが出来ますね。
ちなみに、この黄色いコンパネは化粧合板と言います。
型枠を外した際の仕上がりがキレイになる合板なんですが、丸ノコで切断する際にはこちらの面ではなく
裏側に墨を打ち、
下にスタイロフォームなどを敷いて切断しないとキレイに切れません。
125ミリの刃でスピーディーにカット
クラス最速の切削スピード(マキタ調べ)で切断は非常にスムース。
親指で上に見えるロックオフボタンを押しながら、人差し指でトリガースイッチを引くことで回転が始まります。
私は右利きですが、そうであっても左手でカットしたいことは多いです。
もちろん、どちらの手で操作しても切断可能です。
トリガーを引くと、ライトが点灯し、墨線がよく見えるんです。
これは、回転していなくても点灯しますので、位置合わせに便利ですね。
際切りも可能です
このHS005Gは、ベースが外れるようになっていて、際切りができるようになっています。
実際にはサブベースを外したのち、ノコ刃を左に傾けることで、際を切ることが出来ます。
直角では、端っこまでは切れません。
防塵・防水性能IP56
専用のボックスにきっちりと収まって、クールです。
HS005Gには、防塵・防水性能が備わっていて、雨天の屋外でも安全に作業できることが出来ます。
積極的に作業しようとは思いませんけどね。
もうコードは切らないよ(笑)
こちらの丸ノコは、コード付きのマキタの丸ノコ。
もう、25年も使っていますが、まったく壊れる気配もありません。
ただ、電気のコードに、なぜかビニールテープが巻かれています。
そう、自分でコードを切ってしまったのです。
丸ノコでは、よくあること(笑)かと。
丸ノコあるあるですが、こんな危険な使い方にも、まったく適してはいません(笑)のであしからず。
マキタの40Vmaxシリーズには、チェンソーから刈り払い機、電子レンジに電動アシスト自転車等など、数えきれないくらいの工具がラインナップされています。
私の古い丸ノコを見ればわかると思いますが、本体は壊れずに長く使えることは間違いありません。
マキタさんが、いつまで消耗品であるバッテリーをサポートしてくれるのかはわかりませんけどね。
(ついこの間までは18ボルトが流行ってたもんね)
次々とハイパワーでカッコいい工具が出てくるコードレス市場。
お金がいくらあっても足りませんので、全部そろえるのは一生無理(笑)かと。
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