山暮らしに必要な薪。伐採の次に必要な作業は玉切り、チェンソーは必需品です。最初に買ったのはホームセンターに売っていたハスクバーナ141でした。
何年も141で薪づくりをしていたんですが、仕事でいろいろなチェンソーを使うようになり、またまた物欲が芽生えてくるのでありました。
ハスクバーナ141
このチェンソーはもう廃版になっていて、売ってはいないし、部品ももうないかもしれないです。しかし、壊れないので今でも使う時があります。
現在ホームセンターで売っているハスクバーナのチェンソーは135eで、これをよくよく見ると、アルミのカバーなど非常に作りがよく、30000円以下で買えるなんてお買い得ですねー。
ただ、排気量が40ccで、太い丸太を切るときはすこしパワー不足です。刃であるソーチェーンはオレゴン91VXと細めで、刃を研ぐやすりは4mmです。
今は、どうしても切りたい根っこや、枕木を切るときにつかっています。
リョービES2500-V
ゼノアのチェンソーに”こがる”というトップハンドルチェンソーがあります。非常に小さく、片手で操作できて、プロにも大人気のチェンソーです。
直径10㎝くらいの玉切りは片手に丸太をもって、もう一方で”こがる”を持てばかなり、はかどります。
しかし、こがるは意外と高価ですねー。
そこでホームセンターに行くと、リョービのトップハンドルが1万円台で売っていました。
リョービは自社でチェンソーは作ってなくって、このES2500Vはゼノア製のOEMです。”こがる”よりちょっと重いけど、同じ用途に使えます。バーは25cmのカービング用バーがついていて最初は竹伐り用のフルカッターがついていました。
この刃は、1つ飛ばしでなくすべてのリンクに刃がついていて、非常に研ぐのが大変だったので、普通の刃に変えてつかっています。25APという刃でやすりは4ミリ。
ホームセンターのチェンソーは、修理ができないものが多いです。部品を供給していないからです。
だから壊れたら、ヤフオクなどでジャンク品を買えば部品が取れる可能性があります。
私のもオイルポンプが壊れて、ジャンク品から移植して現在20年以上になります。
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ハスクバーナ545
仕事でスチールMS261-CMをよく使います。電子制御の大人気機種、排気量は50cc。
また、ハスクバーナ560XPもたまに使います。排気量60ccの電子制御モデルで、非常にパワフル。しかし結構重い。
ハスクバーナ545は、電子制御のモデル、排気量50ccの中ではかなり安いですよ。10万円以下です。また、XPシリーズのようにツートンカラーじゃないのが私的にはカッコイイ。いかにもハスク。
私のモデルはツムラの17インチバー(43cm)、刃はH25(オレゴンなら21BPという、とてもメジャーな刃です)、やすりは4.8mm。
中途半端なバーに長さにしたのは、薪づくりの時に40㎝に切りますので、バーで測りやすいかなーと思ったからです。
これは、大成功でした。スパイクがついてるので、ちょうど40㎝になるのです。
545を使ってからは、約2割は玉切りが早くなったと感じます。
また、点火が電子制御なので、茅野市のように気温が低かったり、標高が高い地域でも安定して使えるのが最高です。ちなみにウチの標高は1200メートルあります。
ただ、スチールMS261MCも、ハスク560XPも、そして545も、夏は苦手でオーバーヒート気味の時にエンストすると、2度とかからなくなることがありますね。
燃料補給などで止めるときは、夏は、アイドリングでしっかりクールダウンしてから止めましょう。
燃料とオイルのコックは、起こしてから回す普通のネジ式
ハスクバーナ545の燃料とオイルのコックは、レバーを起こしてから、普通のネジを外して開けるタイプ。
最近のハスクはみんなこれですね。
スチールは、もっと複雑な仕組みで、ワンタッチに開け閉めできるタイプ。
どちらがいいとは言えませんが、ハスクは開けるときにゴミが入りにくいと思います。
こちらのカバーがツートンカラーじゃないですね。
最初、このナットが黒かったので、すぐになくしてしまうんじゃないかと心配しましたが、カバーを外してもナットはそのままカバーにくっついたまま。なくさずに済みそうです。
スチールMS261CMのカバーも、ナットは外れないタイプですね。
町のチェンソー屋さんで購入
ハスクバーナ545は、ネットショップの
さんで購入。以前、ゼノアのエンジン式ブロアーEBZ-8500を購入したことがあって、今回もこちらで購入。
ハスクバーナ、ゼノアの製品は、ほとんど扱っている頼もしいショップです。
購入して、届いてからすぐに、エンジンが始動不能になり、相談したところ、さっそく送り返してほしいとの対応。
1週間ほどで直って送り返していただきました。
おまけで
バローべのクサビ
を付けていただき感謝しています。
長野と大分ではずいぶん遠かったので心配でしたが、アフターサービスも万全です。
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