スチールMS261CMのガンマークを使って正確に木を倒す 伐倒中級編

スチールMS261CM伐採

今回の伐採現場は、別荘地のカラマツです。反対側に建物があって、そちらにさえ倒れなければ危険のない現場です。

念のため、チルホールでけん引します。

まずは受け口をつくります

受け口

受け口とは木を倒す方向に35度から45度の切り込みを入れることをいいます。

参考記事>>伐採の方法 初級編 スチールMS261C-Mで直径85㎝のカラマツを倒す

この際、三角の交わる交点(会合線)にチェンソーのバーを当てて、ガンマークで方向を確認します。

スチールMS261CMのガンマーク

スチールMS261CMのガンマークはここです。

このチェンソーの45㎝スタンダードバーは、切削中の抵抗を低減するため、いくらか湾曲していますが、真ん中で合わせます。

写真は倒れた後ですが、受け口を作った時点で確認します。

山の中では見通しの良いところばかりではないですが、なにか目標物を定めましょう。

今回は遠くにある重機のアームに目標を合わせました。

追い口を切るときもガンマークで確認

追い口のガンマーク

こちらは反対側のガンマーク。

スチールMS261CMのガンマークは、チェンソーの頭にも入っていますね。

こちらも倒れた後ですが、これを追い口を切る間に何回か確認します。

このまま切り進み、直径の1割くらいの切りのこしを作ります。これが

ツル

です。

必ず残してください。

チルホールでけん引、正確に倒れました

正確な伐倒

倒れた後の切り株を見てみると、ささくれ立っている部分があります。

これがツルです。

しつこいようですが、切りきってしまわないでください。

私が初心者だったころ、これを残さず、風が吹いただけで真横に木が倒れてしまい、フェンスを破損させたことがあります。

幸い、けがもなく、フェンスは赤字仕事で直しましたが、この失敗が常に頭の中にフラッシュバックしてくるんです。

きっと一生忘れないでしょう。

ですので、木を切ったあとの検証は必ず行っているのです。

こんな切り方はやめましょう

ダメな例赤松

こちらは直径40センチくらいの赤松の切り株。

赤松は材に粘りがなく、ぽっきりと折れることもあります。

ツルが全く残っていないですねー。

ダメな例赤松

原因は受け口の水平切りの部分の切りすぎですね。

チェンソーは、水平切りの方が刃が食い込みやすいので、斜めに切るときよりも思ったより切れてしまいます。

会合線がぴったりとそろうように訓練するしかないですね。

この赤松の例では少し木が傾いた時点で、薪割りのように木が割れて倒れていったのでしょう。

倒れる方向さえ間違っていなければ、うまく倒れたような気になって、失敗するまで気づかないのです。

ここに慢心があるのです。

ダメな例カラマツ

こちらは山で見かけた直径60センチくらいのカラマツの切り株。

まず、受け口か大きすぎます。木の芯まで切れちゃってます。

追い口の高さもチョット低いです。5㎝くらいです。

追い口は直径の2割くらい上がいいですね。この場合は本来は12センチくらいです。

さらに、奥の方のツルが残っていません。

ツルの残し方を斜めに残し、倒れる最中に木を回転させるという高等技術もあるんですが(この写真の場合は時計回りに回ります)、やめた方がいいでしょう。

60㎝の直径を一回で切っているので、かなり大きなチェンソーを使っているようですが、事故が起こらないことを祈るばかりです。

こちらもおすすめ>>太陽光発電所の支障木「ハルニレ」をチルホールけん引で伐る

>>これだけはそろえたい チェンソーを使う時に必要なアイテム10選

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