けっこう傾いている大きなコナラを、傾いた方向に倒すために
追いヅル伐り
で倒しました。
倒した後、年輪を数えてみると、樹齢は65年でした。
受け口を作るけど刃が届かない
まずは受け口を作ります。
スチールMS261の45㎝バーでは、まったく届きません。
反対側からも伐ります。
あまりにも根張りが大きいので、縦にカット。
受け口が完成。
切り取った部分も大きく、このまま薪ストーブには入りそうにありません。
追い口は突っ込み切りで伐り始めます
追い口は、そのまま後ろから伐り始めるのではなく、後ろの根張りを残したところから、突っ込み切りで伐り始めます。
突っ込み切りの切り初めの角度はこのくらい。
あまり最初からバーの先端で切ると、キックバックして危ないです。
途中でバーを縦にして、突っ込むべし!突っ込むべし!
突っ込み疲れたころ、バーが反対側に貫通しました。
貫通しない場合、こちらからも突っ込み切りをするんですが、向こう側と高さが合わないことが多いです。
そのまま受け口の方向に切り進んでいき、つるを残して完了。
ツルが多めに見えますが、中心の方はV字型に、もっと切り進んであります。
いざ、追いヅルを伐っていきます
ここからは、いつ木が倒れるかわかりませんので慎重に。
追いヅルを伐り始めます。
高さは突っ込み切りより少し下、受け口の水平面くらいです
そのまま切り進むと、突っ込み切りの辺りまで来たところで、
ボンッ
という不気味な音とたてた後、コナラが倒れ始めていきました。
コナラは裂けることもなく、キレイに倒れていきました。
切り株には、段差がつきます。
サルカの部分。
上から追いヅル、突っ込み切り、受け口となります。
重機で引っ張り出しましたが、この間の御柱くらい太かったよ!
薪にするのが楽しみです(^^♪
細いところで50㎝。
太いところで80㎝ありました。
傾いている方に、太くなっているんですね。
コナラとミズナラのちがい
今回倒したコナラの横に、なぜか細いミズナラが生えていましたので葉っぱの違いを比べてみます。
こちらが太いコナラの葉っぱ。
枝の下の方から葉っぱが次々と生えていて、一枚の葉っぱそれぞれには、茎があります。
こちらは隣のミズナラの葉っぱ。
同じところから葉っぱが出ていて、一枚一枚の葉っぱには茎がみえず、根元まで葉っぱ。
どんぐりは、ミズナラの方が大きいです。
薪としては、どちらも最高級品になります!
お楽しみに。
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