薪の生産を開始しましたが、雪が降ってきてしまいました。
作業スペースにはタープをかけてあるんですが、割った薪は雪の中に放り投げています。
とりあえずそのまま作業を進めましたが、薪を乾燥させるためには薪棚に積んだほうがいいですね。
参考記事>>薪にカビが・・ 薪の保管方法をかんがえる
今回は、販売先や仕事でお邪魔した薪焚き人たちの
薪の保管方法
を紹介したいと思います。
ログラックに保管
![ログラックに保管](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/logluck1-1024x768.jpg)
一番簡単な保管方法は、市販のログラックですね。
これを家の軒先に設置すれば、雨にもあたりませんし、薪が地面についてしまうこともないので、わりといい状態で保管できます。
色々なサイズがありますが、薪をのせるとかなりの重さになりますので、足が地面に埋まらないような配慮が必要です。また、多少の組み立ては必要です。
薪ストーブから近い窓の外に設置すれば、運ぶのも楽ですね。
ログラックに屋根をDIYした、別荘民泊プロデューサー、羽田徹さんのブログ
>>ラリックス蓼科VILLAがオープンするまで!屋根付き薪棚の作り方
は、大変参考になります!
DIYのログラック
![DIYのログラック](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/diy-logruck-1024x727.jpg)
DIYの定番、ツーバイフォー材に、ワンバイフォー材を組み合わせて作ったログラックです。コーススレッドをインパクトドライバーでとめただけです。
材料代は3000円かからないでしょう。あと少し足せば、市販のログラックも買える値段ですが・・
作る楽しみがありますね。
単管パイプでDIY
![単管パイプ売り場](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/tankan-pipe-1024x768.jpg)
ホームセンターでも売っている
単管パイプ。
もともとは、建築現場の足場や、コンクリートの型枠など使われる資材ですが、パーツが豊富で組み立てが簡単なのでDIYでもよく使われます。
![単管でDIY](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/tankan-diy1-1024x733.jpg)
たいてい、波板と組み合わせて屋根をふきます。
単管に直接、垂木がつくようなクランプも売っていたりと組み立ては簡単で、17ミリのラチェットレンチ、シノが一体型になった工具があればほとんどの作業ができますね。
![単管でDIY](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/tankan-diy2-1024x768.jpg)
こちらは、販売用に作っている薪です。
単管でつくれば、次々と薪小屋を大きくしていくこともできます。
これだけの大きさなら、かなりの薪が入りますね。屋根はトタン板です。
![単管でDIY]](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/tankan-diy3-1024x737.jpg)
こちらはいかにも掘っ立て小屋の薪小屋です。
というか、ただの土場です。
薪も朽ち果てていますが、奥の建築資材も朽ち果ててます。
さびれてますねー。
単管で薪小屋を作る場合、このような見た目にならないように気を付けたほうがいいです。
亜鉛めっきの単管は、何年かすると色がくすんできます。最初から、ペンキを塗っちゃった方がいいかもしれません。
あと、ブルーシートもねー。
いずれにしても、単管でつくる場合、ひとつひとつの値段はそれほどでもないんですが、数がたくさん必要になりますので、最終的には結構な額になってしまいがちですね。
![エル型金具でDIY](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/HORIZON_0001_BURST20200303084823376_COVER-1024x768.jpg)
こちらは単管ではありませんが、L型の金具でつくっています。強度はあまりなさそうです。
プロに作ってもらう
![プロの薪小屋](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/HORIZON_0001_BURST20200220164723634_COVER-1024x576.jpg)
こちらは、プロの大工さんが作った薪小屋です。
薪もばっちり乾燥しそうです。
見るからにしっかりしてますねー。風景の中にもしっくりしてますし、さすがはプロの仕事です。値段は3桁はいってませんが、それなりに儲かったと言っておりました。
![プロの小屋](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/pro-koya1-1024x770.jpg)
こちらも同じ大工さんの作品。
![プロの薪小屋](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/tanabetei-1024x768.jpg)
こちらは私が補給している薪小屋。セミプロの仕事です。
いろいろな薪の保管方法
そのほかにもいろいろな保管方法があります。
![作り付けの薪棚](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/tukurituke-1024x839.jpg)
これは、家に作り付けの薪棚。先入れ先出しもできて、最高の棚です。
![立ち木の間に保管](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/tatiki-1024x704.jpg)
これは、立ち木の間に作った薪棚。
山の中で薪を作って、乾燥させる人はよくやっています。ここで乾燥させて販売したり。
ブルーシートは2年は持たないですが・・・
![薪割り機と作業場](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/maki-sagyouba-1024x694.jpg)
エンジン式薪割り機で薪を割る作業場。
うらやましい作業環境です。
ここでなら、一日中薪割りしていられそうです。
私のタープテントの作業場より、生産性があがりそうです。
![テラスの下に保管](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/terasu-1024x699.jpg)
こちらは、テラスの下に薪を保管。
テラスには隙間があって、雨が落ちてきますので、やむなくブルーシートでカバーしています。
![太陽光パネルの下に保管](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/taiyoko-1024x768.jpg)
こちらは太陽光発電所のパネルの下に薪を保管。
太陽光パネルもテラスと一緒で隙間がありますので、カバーをかけています。
![階段の下に保管](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/kaidan-1024x729.jpg)
こちらは、階段の下に薪を保管。一輪車でストーブ近くまで運びましょう。
階段は登れそうにないですが・・
![キャリー](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/carry1-1024x768.jpg)
こんなキャリーがあれば、一度にたくさん運べますね。
![丸太の積み方](https://hayasaru.com/wp-content/uploads/2020/03/maruta-1024x791.jpg)
こちらは、林業家の丸太の積み方。こうやってたくさん積むんですね。薪を積む際にも参考になります。
まとめ 薪の保管は乾燥のしやすさと先入れ先出し
たくさんの薪の保管方法を紹介しましたが、大切なことは、
- 乾燥しやすいこと
- 特に、通気性がいいこと
- 雨、雪にぬれないこと
- 先入れ先出しができること
などでしょうか。
こちらもおすすめ>>副業で薪販売をはじめる
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