ウスバシロチョウの舞う中、薪活する幸せ

ウスバシロチョウ 薪割り
ウスバシロチョウ
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長野県でも、気温が30℃を越えた5月最後の日曜日。

ここ蓼科高原の気温は24℃くらいでしたがそれでも

薪活

するには暑い一日でした。

暑い作業の中、ふと空を見上げると、

ウスバシロチョウ

が、たくさん舞っていたのです。

アゲハチョウの仲間、ウスバシロチョウ

Parnassius citrinarius
Parnassius citrinarius

ウスバシロチョウはアゲハチョウ科パルナシウス属、サナギの時にまゆをつくる珍しい蝶です。

食草はムラサキケマンなどで、今日薪活を行なった場所には、雑草の一群として大量に生えています。

5月頃に見ることができる蝶で、ここは標高が1200メートルありますので、もう少し後まで見ることが出来ます。

キャベツの天敵である、モンシロチョウに似ていますが、鱗粉がほとんどありませんので、はねが透き通っていて、モンシロチョウより少し大きいです。

私の住む地域は、

キャベツの一大生産地

ですので、消毒の時期には蝶がめっきり少なくなってしまうのですが、今年はまだ消毒が行われていないせいか、蝶がたくさん飛んでいてうれしいんです。

切った薪はホントに雑木、ナラは少なめ

雑木の薪
雑木の薪

本日の薪活は、冬に知り合いの林業家が伐っていた雑木の原木。

ここ、うちから歩いて15秒なんです。

県道わきの支障木を伐ったもので、クルミやクリ、ハルニレなどが多いです。

ナラも、少しありました。

参考記事>>くるみの原木を回収、今年の薪活は幸先がいいよ

ハルニレ
ハルニレ

今日いちばんの獲物は、直径60㎝くらいのハルニレ。

ハルニレは、ケヤキと同じニレ科の(とういか、ケヤキがニレの仲間)樹木で、

薪に最高♬

というわけでもないのですが、コイツがどかないと奥のクルミが回収できません。

汗だらだらで、玉切り&タマタマころがし。

そんな時、ふとウスバシロチョウが目に留まったのでした。

暑いけど日陰に入れば超涼しいんです

暑い!
暑い!

支障木をすべて切ってしまってありますので、丸太を積んであるところには日陰がありません。

ハスクバーナ545も、

パーコレーション

を起こしがちで不調。

燃料が、沸騰してしまうのです。

そこで、燃料などは涼しい日陰に置いておきます。

参考記事>>夏のチェンソー、プライマリーポンプが付いてた方がかかりがいい気がする

涼しい水路
涼しい水路

とはいえ、近くに水路があって、そこまで行けば涼しい風が吹いてきます。

ここで、小休止しながら、蝶を眺めるの♡

山暮らししてて、幸せをかみしめる瞬間(けっこう休憩長いけど)。

ここ、冬に私たちが工事して、U字溝にしてしまったんですよね。

それまでは自然の水路で、もっと涼しげだったんですけどね~。

こちらもおすすめ>>バタフライガーデンを作る 八ケ岳周辺の蝶たち

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