先週は愛犬ジーニーの家があるテラスを補修しました。
それより少し前、娘がジーニーを散歩に連れ出そうとしたところ、スナップフックが劣化していて破損、ドッグランから離れてしまったことがあったんです。
今回は、経年劣化で、壊れてしまった、こちらの一式の取り換えを行ないたいと思います。
けっこう劣化していました
犬に付くスナップフックも劣化していたんですが、いちばん気にかかっていたのはワイヤーで作った索道の劣化です。
素線がサビて、何本か切れてしまっています。
とりあえず、違うワイヤーをワイヤークリップで共もちさせて応急措置してありました。
この索道一式を、新品に交換します。
こちらは外した金具一式。
一番右に、壊れたスナップフック、滑車はまだ動きもスムースでしたが、これらも新品に替えたいと思います。
マーベルプラロックの使い方
ワイヤー索道を張るには、ワイヤーを張った状態で保持していなければなりません。
このため、今回は
マーベルプラロックMPR1000
で、引っ張ってみます。
こちらは、電気屋さんが、長い電線を張ったりするのに使っていて、チルホールよりも軽くて扱いやすいローププーラーとなります。
10メートルのロープが付属品、伐採にも使えるかと思いオプションで20メートルのロープも購入しました。
どちらも、輪っか(アイスプライス)は加工されていません。
加工しようとも思いましたが、このロープが非常に硬く、編んでも滑りやすそうでしたのでもやい結びで輪っかにします。
参考記事>>ロープの編み方 犬のリードを手作りする
こちらも電気屋さん御用達、
カムラー
でワイヤーをはさみ、プラロックのロープとシャックルでとめます。
マーベルのマークのついた、切り替えスプリングを上にあげ、
ラチェットの爪が外れ、
爪が右下の丸いストッパーにあたるとロックが外れます。
この時
ストッパーの裏側を押さえておくと、ロープがフリーになりますので、たるみがなくなるまで引っ張ります。
切り替えスプリングを下にさげれば、巻き上げの準備は完了です。
手順をかくと、ややこしく感じるかもしれませんが、構造は単純ですので、やってみれば簡単でした。
巻き上げと巻き下げ
巻き上げはラチェットの爪3コマ分ずつ。
巻き下げるには、切り替えスプリングを上にあげ、爪をストッパーの丸いところに押し当てると、1コマずつ戻っていきます。
プラロックは、あまり大きくない樹木の伐採にも使えそうです。
何より、軽くて扱いやすかったです。
古い索道から新しい索道、全て交換しました
ワイヤーが張れたら、あとはワイヤークリップでとめて索道は完成。
今回は、少しでも長持ちするよう、輪っか部分にシンブルも入れておきます。
滑車についているロックピンでは、不意に外れることがあるので、ダブルナットで固定。
さらに、ロックタイトですべてのネジをロックしておきます。
今回のアイテムはこちら。
参考記事>>ラブラドールレトリバー”ジーニー”をワイヤー式ドッグランで飼う 山暮らしの防犯対策は?
ベルトスリングは少しほつれてしまった中古品。
新しい索道と滑車で、メッチャ動きがスムースになりました。
毎年の点検とメンテナンスは必要ですが、
結構な金額がかかった(笑)
ので、10年くらいは使ってほしいなあ・・
こちらもおすすめ>>ワイヤーを編んでわっかを作る【アイスプライス】の作り方
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