薪ストーブの燃料、薪。
どんな樹木でも、薪になる前は、森のなかで生きていました。
鳥や小動物、昆虫などの住みかとして、共存していました。
そこに、わたしみたいな奴が、ある日突然やってきて、伐って運び出してしまったんですね。
ごめんなさい。
もうしません、とは言えませんが・・
そんな薪ですもの、虫がいてあたりまえ。虫が苦手なマダムヤンに、
薪ストーブ
は、100%、おすすめできません。
カメムシ・カメムシ・カメムシ(ざわざわざわざわざわざわ)
薪にくっついている虫の中で、ナンバーワンは
カメムシ
です。
私のうちでは、圧倒的に、
クサギカメムシ
が、多いです。こっちにそのつもりがなくても、むこうが
いじめられた!
と認識すれば、かなりの悪臭を放つんです。
サシガメ、という、恐ろしいカメムシも、たまにいます。
刺すから、サシガメ。ヤバいんです。
この子の臭いは、すこしさわやかで、
リンゴの香り♬
に、似てなくもない、悪臭です(笑)
カメムシの対処法
カメムシは、薪の中で暮らしているわけではありません。
冬眠するために、飛んでくるんです。
薪ストーブのシーズン、カメムシは、寒くて動くことができません。
わたしは、固い地面の上に、薪を投げつけ、その衝撃でカメムシを落としています。
でも、そのあと、殺虫はしません。この子たちが、あったかい日に、また移動。
春先の最後の方の薪には、人口密度(?)が、かなり高まっているんです。
薪を投げつけても、樹皮の間などに入っている奴までは落とせないようで、室内に運ばれた後、やおら目を覚まして飛び回るんです。
覚醒してしまったカメムシを、掃除機で吸ってはいけません。一生後悔することになります。
ガムテープでくっつけてゴミ箱に入れるか、ティッシュでつまんで、薪ストーブで燃やしてしまいましょう。
南無。
特に注意する昆虫、ハチ
ある冬、薪をストーブにいれようと思ってつかんだら、
チクッ
と、やられてしまいました。あまりにも指が腫れてしまいましたので、病院へ。
先生「どうされました?」
わたし「ハチに刺されまして・・」
先生(冬なのに?バカなの?)「塗り薬、出しておきますね(失笑)」
薪の虫の中で、一番危ないのは、ハチです。私がやられたのは、
クロスズメバチ(信州では、スガリ、と呼ばれます)
でした。来年度の、女王バチが、冬眠するために入っているのです。
こちらは、黄色スズメバチの巣と幼虫。
ビンにいれて、何してるのかって?
焼酎づけにして、飲むにきまってるじゃないですか!
幼虫は、つくだ煮にして食べるにきまってるじゃないですか!
信州の人は、ハチが大好きで、成虫は焼酎づけ、唐揚げなどで。スガリの幼虫を、生で食べてたおじさんもいたっけ(お刺身?)。
わたしは、どれも苦手ですけどね(毒あるよね?)。
アリさんは、いつでもどこでも
アリさんは、どこにでもいますね。
アリごときで、騒ぐことは慎みましょう。笑われてしまいます。
この子たちも、衝撃力でふりはらいます。
【番外編】いろいろなお客さん
だれだー!こんなところに服を脱ぎ捨てたのは~!
脱ぎ捨てた本人とは、会うことはありませんでした。アオダイショウしょうか?
こちらは、たくさんの、なにかのタマゴ。
キモツワルイ・・
木の周りをぐるぐる回るから、
キマワリ。
薪割り場には、いつもいるし、幼虫も、薪の中によくいます。
メスのカブトムシ。
メスのミヤマクワガタ。
薪割り場には、おがくずや木の屑がたくさんありますので、卵を産みにくるのか、人気者の昆虫も、メスを見かけることが多いです。
感動の、セミの羽化。
こんなシーンも、山暮らしではよく目にします。
薪ストーブを楽しむには、彼らと友達になるしかなさそうです。
こちらもおすすめ>>バタフライガーデンを作る 八ケ岳周辺の蝶たち
コメント