子供が成長するにつれていろいろなものが増えてきますが、
なかでも自転車ほど場所を取るものはないのでしょうか?
私のウチも車のカーポートよりも先に、早急に自転車置き場が必要になってきました。
そこで今回は枕木を使ってDIY。カッコイイ自転車置き場を作りたいと思います。
枕木はまだ安かった
最近、なじみのホームセンターに行くと、枕木の価格が高騰しているのに気が付きます。
なんでも、段々と辺境の地にしかなくなってきて、運搬にお金がかかるとのこと。さもありなん。
自転車置き場を作ったのは、ここに引っ越してきてからすぐでしたので、2メートル材が1本3000円で購入できました。
いまは同じホムセンでも2メートルものはないんです。
枕木の連結は鉄筋棒とカスガイで
俳優の柳生博さんの本に、枕木についてかなり詳しく書いてありまして、枕木の連結には鉄筋棒がいいと書かれてありました。
八ヶ岳倶楽部の庭にもふんだんに枕木が使われていますね。
13ミリの鉄筋を15センチの長さに切って、枕木の方には少し小さい12ミリの穴を開けてハンマーで釘のように叩き込んでいくわけです。
切り込みを入れて組んでいってもいいのですが、枕木にはすこし荒っぽいやり方の方が味わいがでますよね。念のために打ち込むカスガイもなまし鉄の大きなものを使い、これがさびてくると枯れた味わいをかもし出してくるんです。
その他の木材は廃材で
2メートルものの枕木を6本購入して、柱と横の構造材に加工して大まかな構造としました。これでこの小屋自体は自立しています。
基礎などの土木工事は必要ありません。
柱部分は入口は2メートルの真物、反対側は20センチ短くして少し屋根の勾配をつけています。
防腐処理されている枕木ですが、土と接触している所は腐ってきてしまいますので、後からジャッキで持ち上げてレンガをかませました。
ついでに駐車スペースにもレンガを敷きました。これも後から施工しました。
そのほかの木材はほとんどが廃材で、一応筋交いも入れてあります。この辺に新品の木材を入れると浮いてしまうような気がしたのです。枕木も廃材ですもんね。
筋交いのかわりに最初はガーデニング用の木製の車輪をコーススレッドで止めていただけでしたが、少しずつよじれてきたので、さびたチェーンとターンバックルで筋交いを追加しました。
屋根はコンパネとアスファルトシングルで
廃材を利用して垂木を渡し、その上にコンパネを貼り付けます。すべてコーススレッドで固定。コンパネが新しかったのでキシラデコールのウォールナットで塗装して枕木の色と合わせました。
屋根材として、この上にアスファルトシングルを貼り付けていきます。コンパネ約2.5枚分の屋根で48枚のアスファルトシングルを使用。短めのふつうの釘で固定しています。
つるバラをはわせて完成
本当は、この小屋に
モッコウバラ
を這わせたかったのです。そのために車輪をつけたり、屋根にも誘因用の針金を這わせてあります。でもねー、標高1,200メートルの高冷地ではうまく育たなかったですね。いまはどんなバラがここに這ってくれるか試行錯誤中なんです。
いつかこの小屋にバラが咲き乱れる時が来たら、また記事にしたいと思います。
まとめ
この自転車置き場にかかった費用を概算ですがまとめておきます。
- 枕木 1本3000円を6本 18000円
- コンパネ 1枚980円を3枚 2940円
- アスファルトシングル 15000円
- その他 3000円
合計 38,940円
くらいでした。
このほかに、モッコウバラの苗とか肥料とかかかってますが・・・
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