同じ集落に住む、元自衛官のヒデアキさんから、お墓のクリの木を伐ってほしいと依頼がありました。
下には石塔がたくさん並び、傾いているし太いので、自分では手に負えないとのことでした。
墓地の横にはかやぶき屋根のつぶれかけた小屋、その横には神社という、いかにも
ひなびた集落
という風景のなかでの伐採です。
ホントに下には石塔だらけ(笑)
ひなびた山村にも、携帯電話のアンテナがたくさん建てられています。
その敷地をお借りして、高所作業車を設置。
まずは、その隣にある神社にお参りしてから作業に入りました。
まずは手ノコで枝を切って、下の石塔に当たらない場所まで放り投げます。
少し太い枝は、
ゼノアこがるmini2100T
で切ってから、放り投げます。
下では、ヒデアキさんが枝を運んでいますが、あの場所にしか空き地が無いんです。
ゼノアこがるmini2100Tホントに軽い!
今回のチェンソーは、お借りした
ゼノアこがるmini2100T
こがる、という名前だけでも軽そうなのに、さらにminiまでついちゃった、ゼノアのエンジンチェンソーの最軽量モデルです。
先日購入した、エコーBCS510Tと同じくらいの大きさと軽さ。
エンジン式でも、こんなに軽いのがあるんだー。
排気量18.3ccって、こんなに小さいエンジンよく作ったなあ。
ちゃんとチェンブレーキもついていて、欲しくなっちゃう(笑)
もう一台買ってもいい?
栗の幹はスチールで吊るし切り
クリの木があると、お墓の掃除も大変だったと、ヒデアキさんは言いました。
葉っぱとイガがたくさん落ちますもんね。
上から切り進んでいき、太い幹の方はユニックで吊るし切りします。
こちらは、さすがにこがる君ではなく、スチールMS261Cで切っていきます。
ついでに、反対側のサワラも伐採。
こちらは枝が多く、のぼりやすいので、のぼって行って吊るし切り。
石塔を壊すこともなく、無事に伐採が完了しました。
最後はブロアーでおがくずの掃除、ご先祖様方お騒がせしました
結構な量のおが屑が、ご先祖様方の頭上に降り注いでしまいましたね。
ごめんなさい。でも、あなたの子孫の頼まれたんですよ。
皆さんのうちの誰かが植えた、厄介なクリの木は、あなたの子孫のおかげで片付きました。
日当たりもよくなって、よかったですね。
などと念仏を唱えながら(笑)おがくずをブロアーで優しく吹き飛ばします。
ブロアーの手前にある石なんかも、このあたりでは子供がなくなった時などに石塔の代わりに置いてあるそうです。
むやみに踏んづけたりは出来ません。
緊張した伐採でしたが、田舎の風景と、ゆったりとした時の流れを感じた伐採作業となりました。
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