どなたかの薪ストーブに関するブログで、玉切りをパレットの上に縦に積み重ねて保管しているのを見て、
これなら、場所をとらずにたくさん保管できそう
と思いまねしてみました。
かなりの量の玉切りが収まり、ひとり悦に入っていたんですが、この玉切りを薪にするためにあけてみると、
見事に汚れたタマタマの数々(これを汚玉と呼びます)
が出てきたのです!
積んだのは、いつだったっけ・・
汚玉となってしまった原木は、昨年の7月に伐採したミズナラなどでした。
夏に伐った原木ですので、水分も多く、樹皮がべろべろにむけたりしていました。
参考記事>>夏の伐採作業、チェンソーが不調
当時、暑かったので、まだまだ薪割りする気持ちにもなれず、次の原木がはいるまで場所をあけたかったので、パレットに縦積みしたんです。
アジサイアナベルが咲く中、実際に積んでみると、かなりのボリュームが積めたので、
次の原木が来たら一緒に薪にしよう、
と考えていました。
しかし、予定通りいかないのが薪活の常。
結局、この原木にたどり着いたのは、
ゴールデンウィーク過ぎ(笑)
となってしまったのです。
8か月後の状態、かなり悪いです
ミズナラの玉切りは、縦に3段に積んで、上にちょっと横積みして、シートをかけてありました。
8か月後に、シートをめくってみます。
上の方は、乾いているようにも見えました。
しかし、割り進んでいくうちに、自分の浅はかさを後悔することとなります。
木口がカビだらけだったんです。
一番下、パレットの上には、巨大なナメクジも登場。
彼らが生息できる環境が、薪にとって良いわけはありません。
割ってみると案外キレイでしたが、皮がむけちゃう
この汚玉、割ってみると中は案外キレイでした。
でも、皮がムケちゃう・・
皮はかぶったままの、純粋なキミが好きなのに♡
一皮むけて、大人になった薪の山。
そして、大量のナラの樹皮。
これは、伐採した時期にもよるので仕方ないのですが、樹皮がたくさん出てしまって、処理に困るんですよね。
乾燥させれば焚き付けになったり、焚き火用として利用できなくもないのですが、かさばるし、
何より樹皮をかまっている時間がない
ということなんです。
時間があれば、8か月も放置しませんよ。
やっぱり、横に積んだほうが良さそうです
こちらの原木は、昨年の11月に伐採したミズナラ。
横に積んで、波板で屋根をかけてあるだけです。
適当に積んだので、倒れそうですが、そもそもこいつがあとから来て、奥の縦積みの前にあけてしまったので、たどり着けなかったんですよ。
同じ時期に薪割り作業。
全然きれいです。
ただ、場所は取りますね。
こちらは、来年度以降の販売予定のアカシアの玉切り。
木と木の間なら、たくさん積めます。
玉切りを、たくさん積むのもいいんですが、これからは
玉切り→薪割り→積み込み
をサッサとおわらせる、という薪づくりの基本に立ち返り、
汚玉や汚薪をつくらない、
ということを心がけ、日々精進していきたいと思ったのでした。
こちらもおすすめ>>薪は雨ざらしの方が乾くのか?
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