私が長らく乗っていた、三菱ジープJ53。昭和63年式、ディーゼルターボ。昭和飛行機製、PTOウインチ付き。
車検に出した際に、
「hayasaruさん、去年もおととしも言ったはずですが(毎年車検)、フレームが腐ってます。このままではもう、車検通せません」
「え、なおらない?」
「20万円で、なおるかどうか・・・、まだ乗るんですかあ?運転中に、折れるかもしれませんよ~」
ち、ちょっと考えさせてください(;´Д`)、
ということで、試しに中古車査定サイトで、売れるかどうか検索してみたんです。こういうやつ↓
すべてはこいつのせい【塩化カルシウム】
朝、道路に白く雪が積もっているかと思いきや、じつはこの
塩化カルシウム、略して、塩カル
が、大量に撒かれていることがあります。
道路の、凍結防止のためです。高速道路でも、撒いてありますね。
塩カルじゃなくて、塩そのものを撒いてあることもあります。仕事で私も撒いたことがありますので、確かです。
事故防止のためには、やむを得ないのかもしれませんが、車にとっては大敵なんです。
私のジープは、古いせいもありましたが、この塩カルで、少しずつ腐っていったものと思われます。
中古車査定サイト、遊び半分で送信すると、かなりウザいです
ラジオなどで、しきりにCMを流している、中古車査定サイト。
車の形式、年式などと、簡単な個人情報を入力すれば、
あなたの愛車を10社が査定します!
という、アレですね。
まさか、こんな古い車が(しかも腐ってる)、売れるとは思えませんでしたが、売れるのなら売ってしまって、軽トラックにしたいなー、と思って入力。
仕事の昼休みに、スマホで送信したんです。
すると、次の瞬間、スマホに着信あり。
- 車売るなら、〇ッグモーター
- 車~売るなら〇ビット
- ガ〇バー
- そのほか、聞いたこともないような、中古車屋さん
など、これまたラジオCMで聞いたことがある会社から、大量の電話攻撃を受けることになり、午後は仕事どころではなくなってしまいました。
なかでも、ビッグモーターの彼、その日の夕方に、山梨県からわざわざ査定に来るというんです。
なんか、めんどくさいことになってきたなー。
結局、彼らは優秀なセールスマンだったんです
山梨から、何度も電話で道を聞きながら、1時間以上かけてやってきた彼。
結局、自分のパソコンのWi-Fiがつながらず、査定は後日、写真を撮って帰っていきました。
次の日は、松本市のガリバーから査定の予約が。こちらも、道がわからなくって何度も電話。
わが家は山の中ですから。
驚いたのはこちらの査定士、若い女の子で、ジープなんて見たことないんじゃないの?という感じ。
たぶん、レバーだらけ(4本!)のこのジープ、運転はできないでしょう。エンジンは、私がかけてみました。
このジープのエンジン、100万キロは大丈夫と言われた4DR6ディーゼルターボ。
走行距離は1周回って(10万キロで0にもどる)177,000キロ。
東京の知り合いが新車で購入も、青島都知事のディーゼル締め出し政策で乗ることが出来なくなり、私が譲ってもらってからも、点検整備簿もすべてそろえてあり、
フレームとボディの腐り以外は
怪しいところはありません(最近、この知り合いが東京から茨城に引っ越したので、ジープを買い戻したいとの連絡も、時すでに遅し)。
ガリバーの彼女、さすがは全国チェーンで、パソコン、無線ルーターできっちり査定。結果は、
15万円で買い取ります(マジで?)。
でも、軽トラック、うちから買ってくださいね♪
と、今度はパソコンで中古車のセールスに。
目的が変わってきました。
結局、車の買い取り業者は、販売業者でもあるわけで、彼らの行動力には、見習いたいところがありますね。
きっと、この除雪仕様の腐ったジープでも、
買い取ります、
ただし、うちから中古車を買ってね、というビジネスモデルなのかもしれません。
けっきょく、昭和63年式から平成7年式に新しくなった(笑)
軽トラックのアプローチアングル。ジープのようにはいきませんね。
さて、ガリバーの彼女、
古い車が好きなら、いい軽トラありますよ♪
と、平成7年式、ホンダアクティーを勧めてきました。
いや、別に、古いのが好きなんじゃなくて、古くなってしまっただけなのよ。
でも、このアクティ、走行距離が2万キロ、30万円でしたので、薪活のことを考え、購入することにしました。
そのあとの経費、登録料など、結局、支払いは30万円。
んっ?
なんか、古い軽トラを、
30万円で、売りつけられただけなんじゃ?
その後もしばらく、ウザいのが続きます‥
山梨から査定に来て、写真を撮っていったビッグモーターの彼。
その後、電話をしてきたんですが、結局
査定額
は、教えてくれず、お店まで来てもらえばいい中古車ありますよ、というのみ。
ほかの業者からも、そのあと1週間くらいは電話が来ることになります。
もう売れてしまいました、と言って断るも、
いくらで売れたんですか?かわりに中古車買いませんか?
と、セールストークの嵐。
自分の車が、いくらになるのか?
などと、安易な気持ちで、
中古車査定サイト、
には、送信しない方がよさそうです(ほんとに買い換えたいのなら、利用すれば、向こうからやってきてくれますよ)。
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