ハスクバーナのプロ用チェンソー 560xpとバローべのクサビでカラマツの伐採【中級編】

ハスクバーナ560xp 伐採
ハスクバーナ560xp
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今回の伐採現場は、久しぶりの山の中♪

一番基本的な、クサビによる伐採を紹介したいと思います。

山の中ならクサビが一番ラク

倒すカラマツとチェンソー

この真ん中のカラマツを向こう側に倒したいと思います。

このような山の中に、

  • ハシゴをもってきて、
  • ワイヤーをセットして、
  • チルホールをセットして、

などとやっていると、非常に時間がかかるし、疲れます。

ある程度、どちらに倒れても危険がないような場所では、

クサビによる伐採が一番楽ですね。

腰ぶくろに道具を用意して、いざ

バローべのクサビとグレンスフォシュ手斧

腰袋に、

  • バローべのクサビ230mm、2枚
  • グレンスフォシュハンター 手斧
  • スケール
  • 目立てセット

などを準備。この状態ですと、いろいろなくすことがありますので注意が必要です。

参考記事>>チェンソーの工具入れを考える 現時点ではロスコツールバッグが最高

これに、

スチールのコンビ缶

スチールのコンビ缶を持っていけば、一日仕事ができますね。

この燃料とチェンオイルのコンビ缶は、スチールとハスクには口が入るんですが、

往年の名機、

ゼノアG5001P

などの燃料コックには太すぎてはいらないことがありますので、

カッコいいからと言って調べずに買わないようにしましょう。

参考記事>>これだけはそろえたい チェンソーを使う時に必要なアイテム10選

受け口・追い口を基本とおりに切り進めます

受け口を切る

受け口をガンマークで確認しながら切ります。

大径木ではないので、直径の4分の1くらいでいいです。

受け口を切る

ハスクバーナ560xpは、60CCのハイパワーモデルですので、水平切りの切りすぎに注意します。

バローべのクサビを打つ

追い口を切っている途中で、クサビを打ち込んでいきます。

最初は、軽めに打ち込んでおかないと、ソーチェーンに当たってしまいます。

ツルを残して、チェンソーを抜きます

ツルを残してクサビを打ち込む

ツルを規定のサイズ残します。

見た感じ、このカラマツは直径が35センチくらいでしたので、

直径の1割、3.5センチくらいです。

クサビの打ち込み

チェンソーを抜いた後、

クサビの打ち込み2

クサビを打ち込んでいくと、追い口が開いていきます。

すると、木の上の方では倒したい方向に徐々に傾いていきます。

バローべのクサビは飛び出してきません

クサビを打ち込むときに、一番怖いのは、クサビが跳ね返ってきて抜けてしまうことです。

現場でチェンソーで、雑木を切ってつくったクサビなんかですと、よく抜けてしまうことがあります。

バローべのクサビは、裏面に突起があるので、抜けにくいんです。

伐倒成功!

ハスクバーナ560xpで伐採

クサビはこのようにハの字に打ち込みます。

クサビの打ち方

直径は36㎝でした。

クサビの痕

切り株にはこんな痕が付きます。

ハスクバーナ560xpにはチョット物足りない伐採でした

ツムラのバー

このハスクバーナ560xpには、純正で

ツムラ20インチバー(ここにかいてあるんですが、光って見えませんね)

がついていますので、今回の直径40㎝足らずのカラマツは、ハイパワーゆえ

気を付けないと一瞬で切れてしまいます。

スチールMS261CM(4.9㎏)の45センチバーをよく使っていますが、正直に言って、ハスクバーナ(5.6㎏)を一日山の中で使うと、その重さのため、

かなりしんどいです。

550xp(4.9㎏)もしくは、545(4.9㎏)あたりが、私には一番使いやすいです。

こちらもおすすめ>>スチールMS261CMのガンマークを使って正確に木を倒す 伐倒中級編

>>伐採の方法 初級編 スチールMS261C-Mで直径85㎝のカラマツを倒す

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