薪エネルギーのカスケード利用 湯たんぽと焼き芋

薪エネルギーのカスケード利用 薪ストーブ
薪エネルギーのカスケード利用
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山に住んでいても、コンビニエンスストアに行くことがあります。

車で飛ばして15分、最近そのコンビニはつぶれて、コインランドリーに替わってしまいました。

冬は大変にぎわっています。そう、寒すぎて洗濯物がなかなか乾かないのです。

冬の方が洗濯物が乾くよ

信州の奥様方にとって、冬の洗濯物は大きな問題です。

高冷地では、洗濯物はフリーズドライで乾くようなものです。干している間に凍ってきてしまうんです。

ですから、コンビニの経営より、人件費もかからないコインランドリーの方が儲かるんです。きっと。

でも、薪ストーブがあれば、たいていのものは一晩で部屋干しで乾いてしまいます。

室内も、乾燥しすぎるので、ヤカンやら加湿器やらで加湿しなければなりません。洗濯物もその一端を担っているのです。

湯たんぽでその幸せを一晩じゅう♪

薪ストーブで湯たんぽ
マルカと万年の湯たんぽ

しかしながら、薪ストーブを一晩中チンチンに燃やし続けることはできませんね。

いつも、寝る前に大きめに割った薪を、目一杯詰め込んで、空気の調節を絞って寝てしまいます。

たまに、夜中に起きて薪を足すこともありますが、これで朝まで燠が残っています。煙突が詰まりやすいでしょうが、寒いのはイヤなんです。

ですから、寝る1時間くらい前から湯たんぽをストーブトップに乗せるんです。

直火がオッケーなブリキの湯たんぽは、朝まであったかくって、なかなか布団から出られなくなりますよ。

薪ストーブを使っているなら、これを使わないのは絶対にソンです。

ただ、この使い方ですと、湯たんぽ自体は長持ちしません。3~4年くらいで腐食してきて、穴があいてきます。

使わないシーズンにちゃんと乾燥させればいいかもしれません。

穴が開くたびにホームセンターで買ってきますが、メーカーが違うと、フタが似ているけど合わなくて、非常にややこしくなってしまいました。

今度は、同じメーカーのものをそろえたいです。

湯たんぽは意外といろいろなメーカーでつくっていまして、銅製の高級品なんかもあります。もしかしたらこちらの方が長持ちするかもしれません。

いまは、私と妻の2個しか使っていませんが、このストーブなら一度に4つは温められました。

もう一つの幸せ、アツアツの焼き芋♪

ストーブトップで焼き芋

薪ストーブとは、要するに焚火なんです。

焚火には焼き芋はつきものなんです。

ホイルにくるんで熾火に投げ込むだけ。熾火になってなくても、ストーブトップでもできます。小さい芋なら、こちらの方がうまくいきます。

焼き芋
小粒のべにはるか

サツマイモもいいですが、ジャガイモでもおいしいです。

焦げた香ばしさがよければ直接アルミホイルでくるみ、ホクホクが良ければペーパータオルをぬらしてホイルとの間に巻きこみます。

私は香ばしい方が好きですね。

焼き芋ができました

これを食べたら、あとは湯たんぽに温まって寝るだけです♪

雪遊びの後の道具も

子供がスノーボードから帰ってきて、濡れたボードやシューズ、手袋も簡単に乾きます。手袋を乾かすためのラックがついているのも、いかにも

MAID IN USA

ことしは雪が少なくて、これで滑り収めかもしれません。

まとめ 薪エネルギーはカスケード利用できたか

このように、薪をただ暖房に使うのではなく、段階的に熱を利用していくことを

エネルギーのカスケード利用

といいます。

薪は、作るときにも体があったまります。燃やしてカスケード利用して料理や暖を取り、最後は灰になって、農園に撒かれて肥料になるのです。

木材はカーボンニュートラル

地球の奥底からくみ上げタンカーで運ばれた、高価なエネルギーで洗濯物を乾かすより、スマートなエネルギーだと思うわけです。

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