今回の伐採現場は、別荘の周りのアカマツ。
65tラフタークレーンで吊るし切りします。オペレーターのKさんは、いつも重量を教えてくれますので参考まで。
伐採の条件は以下の通りです。
- 伐採時期は5月中旬、コシアブラがちょっと大きくなりすぎて、てんぷらよりもコシアブラご飯にしたいような時期。
- アカマツの樹齢は65年。
- 目通り幹囲50cm内外。
クレーンに近いアカマツは1発でカット
今回の現場のアカマツは、直径が50cm内外でした。
クレーンに近いものは、玉掛けをしてから根元を1発で伐ります。
障害物を越えて、地上へと下ろされます。
根元を切る際には、小さな受け口を入れて、チェンソーが挟まれないように少しずつ荷重をかけてもらって伐っていきます。
このアカマツの重量は、1.8トンでした。
この現場のアカマツは、ほぼ2トン前後と、オペレータのKさんが教えてくれました。
1本のアカマツを吊るし切りして、地上に下ろし、枝払い、玉切り、片付けして次の木が受け入れ可能になるまでにかかる時間は、約15分。
1時間で4本くらいのペースで切っていきます。
家の裏側、遠いので2回伐り
家の裏側の2本。
クレーンからかなり遠く、キョウイチ太い。しかも、家に近い。
Kさんの推測では2トン以上。
クレーンの竿が結構寝てしまいますので、あげしろもなくなってしまいます。
もうね、クレーンの先っちょが、アカマツの先端に届くくらいなんですよ。
そこで2回に分けて切ることになりました。
まずは先っちょをカット。
こちらは800キロくらいでした。
樹上で伐ると、おが屑だらけ。
またカミさんに怒られる~。
先っちょを伐った分だけ、クレーンのあげしろが確保されていますので、そのままゆっくりあげてもらいます。
クレーンを起こすと、家に当たっちゃうんですよね。
それでも、1.3トンあって、この距離ではぎりぎりの重量。
無線でやり取りをして、慎重に吊っていきます。
オペレータのKさんからは、こちらの状況がまったく見えないのです。
お疲れさまでした
2回に分けて吊るし切りする場合、かかる時間は2倍となります。
いろいろと準備が必要で、私の心の準備も含めて、1時間に2本くらいでしょうか。
いずれにしても、オペレーターのKさんは作業が見えないし、作業する私も恐怖心がありますので、心身ともにどっと疲れます。
また、地上で片付けの音頭をとる、Gさん(今日67歳の誕生日を迎えた♡)も、早くにクレーンを私に返さなけなければならず、疲れるんです。
みなさん、お疲れさまでした。
安全な作業、ありがとうございました♪
こちらもおすすめ>>枝の多いカラマツ【テンカラ】の重量 参考まで
コメント