臼をつくるシリーズ(笑)の完結編となります。
そんなシリーズがあったのか、本人も忘れていたんですが、一応完成したその臼は、
乾燥してひびだらけ
となってしまいました。
私の情熱と時間を注ぎこんだミズナラの臼は、
手間のかかりすぎた最高級の薪
となってしまったのです。
臼ってどうやって保管するんだろう
一応形になったミズナラの臼は、日当たりのいい(笑)テラスの横に置いてありました。
作ったことに満足して、使われることもなかったのです。
そもそも、昨年末も薪づくりに忙しく、つきたての餅を食べたいと言い出した妻も仕事で忙しく、
餅つきどころでは
なかったのです。
やっぱり、臼みたいなものは、蔵などに保管するべきなのでしょう。
ひびがたくさん入ってしまいました。
杵でつく代わりに斧で叩き割る
苦労して掘った臼の部分をチェンソーでカット。
臼は高さ50cmで作りましたので、
薪として販売するために
40㎝にカット。
臼づくりのシリーズとして、杵も作ろうと思っていたんですがまだかなわず。
杵でつくこともできませんでしたので、せめて斧で割ってあげることにしました。
ホントは機械の移動もこの玉の移動もめんどくさかっただけ・・
乾燥したミズナラの玉は、超硬く、簡単には割れません。
くさびと併用して、ようやく割れました。
薪割りってこんなに大変だったっけ?
薪ストーブを使い始めたころは、グレンシュフォシュの斧のみで薪を作っていました。
若かったし、情熱もありました。
そんな私も50を過ぎ、現在は
体力よりも機械力(笑)
で薪づくりを何とか続けています。
ようやく割った薪は、多く見積もっても5束くらい。
タガに詰めて売っても2,000円くらい(笑)
臼づくりの手間暇を考えると、高級すぎるでしょ。
すっかり使われなくなって、サビてしまったグレンシュフォシュの斧やクサビ。
斧の鞘はボタンが取れて、ねじ留め。
くさびの鞘はなくなってしまいました。
片方が少し湾曲した、高級薪の水分は13%くらいでした。
梅雨の寒い日にでも燃やそうかな♡
実は、餅つきの臼は、石でできたやつをもらってあって、
あとは杵をDIY
するだけで、餅つきができるんです。
この回で【臼をつくる・その3】(笑)
となった、臼づくりのシリーズは、これで完結とさせていただきますが、いつか餅つきができる日が来たならば、また記事にしたいと思っています。
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