チェンソーで突っ込み切りをマスターすれば、以下のことができるようになります。
- 丸太や枕木をくりぬいて、大きな穴をあけることができる。
- 追いヅル切りができる。
- 切り株をキレイに切りなおすとき、チェンソーがはさまれない。
- クレーン伐採の時に、チェンソーがはさまれない。
などがあります。ぜひマスターしましょう。
切り始めは刃の下の方を使って
わかりやすいように、直径25cmくらいの切り株を使って説明します。
まず、チェンソーをいきなり縦にして切り始めてはいけません。
キックバックが起こって、危険です。
丸太の接線方向に、刃の下の方を当てて、ゆっくり切り始めましょう。
刃の幅くらい切ったら、縦に突っ込んでいきます
刃が入るくらいの幅を切ったら、チェンソーを回したまま、バーを直角にして突っ込み始めます。
この時、気持ち、下刃の方に力を入れながら、刃を突っ込んでいきます。
この状態になると、キックバックは起こりようがありませんので、アクセルを全開にして、刃全体にかかる抵抗に対応します。
そのまままっすぐに差し込んでいきます。
向こう側に突き抜けると、急に抵抗がなくなりますので、反対側の状態に注意します。
石があったりすると、困っちゃいますので。
反対側から見るとこんな感じです。
追いヅル切りをするときは、このまま受け口の方に向かって切り進んでいきます。
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このまま、全体を切り進んで、2か所か3か所だけ外側を残して、最後に外側から合わせ切りしていけば、チェンソーが挟まれずに切り株をキレイに切りなおすことができます。
山の中でなく、別荘地などではよく切りなおしますね。
キレイな切り株の上に飾りをおいてみたり。
高い位置で切って、バードフィーダーをおいてみたり。
また、クレーンでつるし切りをする時も、最初突っ込み切りをして、最後に外側から、もしくは縦に切るようにすると、チェンソーがはさまれにくいです。
丸太に穴も簡単に開くよ
同じように接線方向から切り始めて、縦に一回突っ込み切り。
横方向も同じように、刃の下側をつかって刃を入れ始めましょう。
これを4回繰り返せば、
四角い穴が簡単にあきます。
大きな穴をあけたいときは、マジックなどで線を書いてから、一回一回その長さまで切ればいいです。
今回のチェンソーは、スチールMS261CMの16インチ(40㎝)バー仕様。
短いバーは扱いやすいですね。
丸太に穴をあけ、もう一方は四角く加工して、木組みに。
精密なカットはなかなか難しいですが。
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枕木の穴あけにも応用できます
こんな素敵なガーデンランプ。
うちのラブラドールレトリバー、ジーニーの係留用枕木の装飾に。
枕木を切るときは、中に針金やクギ、砕石などが入っていることがありますので注意します。
私は一番古いチェンソー、
ハスクバーナ141
で切ることにしています。
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