梅雨が明けて、久しぶりの伐採作業。
標高1600メートルの山の中でしたが、
ウシアブ(うまさし)
が大量発生していて、刺されまくって帰ってきました。
完全に、油断していたんです。
ウシアブ(別名、うまさし)は、ハッカには弱い
ハッカの虫よけは、薬局で売っている
ハッカ油
を、薄めるだけです。
最近は、商品の箱にも、
【虫よけに】
と、書いてありますね。
わたしは、約5倍に薄めています。
ホワイトリカーが無かったので、とりあえず水で薄めました。
梅雨が続いていましたので、ウマサシの存在をすっかり忘れていて、
5か所も
刺されてしまいました。
このアブは、水のキレイな沢などで生まれ、梅雨が明けたとたんに活発に飛び回ります。
そして、服の上からでもお構いなしに刺してきます。痛みは、ハチに刺されたほどではありませんが、
猛烈にかゆく
なるんです。
ウマサシアブは、山に赤とんぼが飛び始めると、ほとんどいなくなる、
はかないヤツ
なんです。
明日からは、このハッカの虫よけをもっていきます。
ウマサシアブには、このハッカの虫よけがいちばん効くんです。
刺されたところには【オトギリソウ】
オトギリソウは、日当たりのよい山地に自生する多年草で、黄色い花がかわいいので栽培しています。
生薬名を、
小連翹(しょうれんぎょう)
といって、効能として、
- 切り傷
- うちみ・打撲
- 鎮痛
- のどの痛み
- 腰痛・リウマチ・神経痛
- 頭痛
など、かなりの万能ぶりで、有効成分はタンニンなどです。
キズには、葉っぱをそのままもみこんだり、干したものを煮出して用います。
小連翹は、花の後に実が付いたころのものを干したものを、10グラムほどを500ミリリットルの水が半分になるまで煮詰めて用います。
虫刺され用には、干したものをホワイトリカーに漬けて、スプレーに移し替えて使っています。
このまま、刺された患部にスプレーしています。
美しいおててが腫れちゃったよ
ウマサシに刺されて、1日経った腕。
蚊に刺されたように、モーレツにかゆくなってきました。
小連翹のスプレーを、1日に何度も吹いて、回復を待ちます。
ハッカも、自生している多年草で、ハーブとしても利用されていますね。
今日食べたパフェにものっていました。
自然の力ってすごいですねー。
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