前回の記事では、ロープを輪っかに編んで、ランヤードのフックをロープに取り付けました。
前回の記事>>ロープを輪っかに編んで 安全帯のランヤードをDIYする 使用は自己責任でお願いします
今回はその反対側を作りたいと思います。
もしかして、この金具は売っていないかも・・
この金具がついたランヤードを、
ワークポジショニング安全帯
というんですが、フックの方はいろいろな種類が売っていますが、こちらの金具は
ググっても出てきませんねー。
売っている方の責任問題もあるのかもしれませんが、
シロウトが触っちゃいけません
ということでしょうか?
ロープとセットのものは売っていますが、命を預けるもののため、高価です。
長さが、ほとんど2.1メートルです。
私は3メートル以上のものがほしくて、最初は自分で編み始めました。いまは、何年か使うと自分で新しいロープに更新するようにしています(安全のためです)。
エイトカンとアジャスター金具を通して、ロープをばらします
先に通した8の字の金具は、1本吊りしたいときにフックにひっかけるものです。
伐採で使うことは少ないですが、足場の手すりなどにかけたいときに使います。
アジャスター金具に通して、ロープをばらします。
フックを付けた方に力をかけてロックするよう、方向に注意します。
ストランドがほどけないように、上から
- 赤
- 黒
- 白
のテープをまいておきます。
ストランドを互いに編み込みます
- 赤を黒で
- 黒を白で
- 白を赤で
お互いに締めあうように通します。
反対側に編みこんでいきます
輪っかを編むときと同じ要領で、反対側に編みこんでいきます。
まずは赤から。
赤が出てきたところに黒。
最後に黒が出てきたところに白。
これを3回繰り返します。
3回差して終了
アジャスター金具から抜けなければいいだけですので、3回で終了。
一回縛って、こぶを作るだけでもいいのですが、こぶが邪魔なのと、こちらの方が絶対にほどけることがありませんので、手間がかかりますが編み込んでいます。
こちらにもビニールテープを巻いておきます。
ランヤードが完成
これで予備のランヤードが完成しました。
安全帯を2本がけ仕様に改造する
藤井電工の
ツヨロン柱上安全帯を2本がけ仕様に改造します。
もともと、木の上でチェンソーを使うなどという、
バカげた事
に使っていい装置ではありませんので、はなっから自己責任です。よろしくお願いします。
一番右のD環は、オリジナルのフックかけ。ここには、アジャスターの金具はつきません。
一番左のカラビナ金具にチェンソーをぶら下げます。
ランヤードを取り付けるところは、50ミリ幅の角環を、ツヨロンのD環金具取付用具で取り付けます。
もし、ほかのハーネスなどにこのランヤードを付ける場合、
ペツルのマイロンデルタ
という金具をつかうと付けられます。
安全帯の反対側です。
オリジナルのアジャスター金具がついている角環は、取り外しできません。
こちらには、予備ランヤードのフックをかけるD環を付けます。これもツヨロン。黒にしたのは、フックをかけるところだとわかり易いようにです。
さらに、B環をつけて、道具をぶら下げられるようにしました。D環やB環、D環取り付け用具は、正規品が割と普通にホームセンターなどに売っています。
こちらはシロウトが取り付けても問題ないのでしょうか。
以上で、
スペシャル安全帯、ランヤード2本がけ仕様
の完成です。
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