毎年、梅雨時期になると、わが家にアリが侵入してきます。
とくに、お風呂場に多いです。
いつも、
アリキンチョール
を吹けばいなくなるんですが、今年はちょっと様子がちがいます。
抜本的な対策
が必要みたいです。
異常に多かったアリ
湯船に浮かぶ小さいアリは、ごく一部で、この10倍くらいうごめいていました。
さすがに、鳥肌もの。
家の外側を点検しても、アリが室内に入っているのはわかりません。
アリはここから出てきます。
アリキンチョールの、この細いノズルが入るすき間があれば、アリは侵入してきます。
配管を伝ってきているようです。
凍結防止帯やらで心が折れる
配管は、給湯器まわりを通じて、地面につながっています。
配管についている、凍結防止帯のコード類が、やる気をなくさせます。
でも、よくよく観察してみると、凍結防止帯のスキマが通路になっているようです。
これは、一度ばらすしかありません。
やはり配管が通路になってた!
地面からの立ち上がり。
土のようなものが、凍結防止帯のスキマにあり、アリもいました。
お風呂場につながる穴。
コーキングをはいでみると、やはり土のようなものが。
完全に、配管が
アリの巣
の一部と化しているようです。
地面と配管の縁を【インサル防蟻フォーム】で切る
解決策として、この前カマドウマ対策につかった、
インサル防蟻フォーム
で、アリの侵入を防ぎます。
これが、本来の使い方でもあります。
参考記事>>カマドウマ問題に決着をつけるため【インサル防蟻フォーム】で隙間をふさぐ
まず、直径50ミリの塩ビパイプを縦に切ります。
配管の周りをすこし掘って、塩ビパイプを少し隙間をあけて固定します。
この隙間から、インサル防蟻フォームを注入します。
インサル防蟻フォームは、時間がたつにつれて膨張しながら硬化します。
なかなか、適量を施工するのは、難しいです。
空気がないと、硬化しませんので、あまり厚みがあると、中は固まりません。
5㎝厚くらいまでなら、何とか1日くらいで固まるようです。
固まってしまえば、カッターで簡単に切ることができます。
何はともあれ、これで、配管と地面との、縁が切れました。
凍結防止の観点から、保温性にも問題はなさそうです。
配管が宅内に入り込む場所にも施工。
万一、配管を伝ってきてもここでガード。
あとは元通りにするだけ
つぎはぎだらけですが、元通りにします。
こういった材料は、比較的安価で売っていますので、ケチらずにしっかりと保温して、凍結の防止を図ります。
凍ってしまうと、10000倍くらいの修理代がかかってしまいます。
狭いところにテープを巻くときは、芯を抜くとやりやすいです。つぶしてもいいです。
なんとか、元通りになりました。
我が家は井戸なので、変な薬を地面に散布できません。
アリの駆除に効果があり、塩と同じくらいの毒性しかない、
ホウ酸塩(ホウ砂)
を、防草シートの下にまいておきます。
市販のアリ駆除薬
アリメツ
にも、ホウ酸が使われています。効果はあると思います。
インサル防蟻フォームを施工した次の日、大量にお風呂場に逃げてきた
インサル防蟻フォームは、ミントの臭いがしますので、これがアリを寄せ付けない成分と思われます。
インサル防蟻フォームを施工した翌日、またまた大量に浴室にアリが発生。
おそらく、まだすき間にいたアリたちが、インサル防蟻フォームの成分がイヤで、穴から逃げ出してきたものと思われます。
これでしばらく、様子を見たいと思います。
【追記】
この施工から約1週間は、残ったアリの残党がちょくちょく出てきましたが、現在は全くでなくなり、アリの侵入を、完全にふさげたようです♪
こちらもおすすめ>>カマドウマをホウ酸塩で防げるか?山暮らしの害虫対策
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