カマドウマをホウ酸塩で防げるか?山暮らしの害虫対策

ホウ酸塩で防虫田舎暮らし
ホウ酸塩で防虫

山暮らしを始めるために、家を新築した最初の秋。

当時、夫婦で仕事からの帰りが遅く、夜に家に帰ってくると、

カマドウマ(別名、便所コオロギ)

が、うちの中に大量にいたんです。ノイローゼになるかと思いましたが、いろいろな対策を講じて現在に至っています。

【注意!】

虫(カマドウマ)の映像が多数掲載されています。

苦手な方は、ご覧にならないでください。

困った私は、いろいろググってみたんです。すると、あるブログで、カマドウマの防除に

ホウ酸塩

を散布したところ、効果があったとの報告がありましたので、わが家にも散布してみました。

わが家では、いくらか効果があった気もしたんですが、この虫は、年によって発生量がちがいますので、一概には効果があったとは言えません。

長年の観察が必要でした。

この虫の発生に、困っていたのは我が家だけではなく、庭を管理させていただいているお客さんの別荘にも大量に発生していて、相談をされましたので、いろいろな防除の方法を試行錯誤しています。

結果から先にいいますと、

ホウ酸塩の散布では、カマドウマの防除はできませんでした。

ホウ酸塩の散布

ホウ酸塩の散布
ホウ酸塩の散布

こちらの別荘に、ホウ酸塩の散布をしてみます。

コンクリートの壁、木材の壁、すべてに散布してみます。

この別荘は、地下にガレージがあり、晩秋になるとカマドウマが大量に侵入してきます。

飽和ホウ酸塩溶液を、スプレーで散布します。

1年目、2年目は、効果があったように感じましたが、今年の冬には、大量に発生していました。

大量発生
大量発生

数えきれないほど発生していました。

やっぱり、年によって発生状況が違うようです。

まだ、生きているものもいますので、バルサンを散布して殺虫。

燻煙剤を散布
燻煙剤を散布

掃除機でも、吸い取り切れませんので、ほうきで集めて、処分します。

大量のカマドウマ
大量のカマドウマ

殺虫剤には弱いので、散布は効果的

バポナ
バポナ

入ってきてしまったカマドウマは、殺虫剤には弱いです。

しかし、大量発生の年には、殺虫しきれません。

バポナ殺虫プレート

は、効果が持続するんですが、人がいる場所には不向き。からだによくありません。

地下室や床下など、あまり人が行かないところには効果がありますが、あくまでも侵入してきたカマドウマに対してのみです。

この別荘の問題点

室内にも侵入
室内にも侵入

長年の観察で、問題点がわかってきました。この別荘の場合は、

  • 別荘地のいちばん山側の土地
  • 東京の建設業者が作った住宅
  • 冬もいつでも使えるように暖房が一年中はいっている

それぞれ問題点をみていきます。

【問題点1】別荘地のいちばん山側の土地

電気の中にも発生
電気の中にも発生

わが家もそうなんですが、道路などに分断されず、直接山に接している土地では、カマドウマのみならず、さまざまな害虫が発生しやすいです。

都会にいけばいくほど、害虫は少なくなります。

山暮らしをしたい人は、害虫にもめげないメンタルが必要になってきます。

【問題点2】東京の建設業者が作った家

水切りと鋼板の外壁
水切りと鋼板の外壁

我が家は、地元の業者が建設したのに、カマドウマが入ってきました。

こちらの別荘は、東京の業者が建てました。

どちらの業者も、間違った建て方をしているわけではありません。ただ、東京からの害虫に対する対応ができませんでした。

問題は、コンクリートの基礎に、土台をのせる際のこの水切り。

水切りと鋼板の外壁
水切りと鋼板の外壁

地下室側からみてみると、コンクリートの基礎の上に、土台パッキンをかませて、通気性を確保しています。

コンクリートの壁が大好きなカマドウマは、のぼってくると、水切りの返しがあるせいで、自動的にこの隙間から地下室に、

入らざるを得ない

構造になっているんです。

カマドウマがホウ酸塩に触れるのは、この壁を登るときに、足に少し触れる程度。このことが、効果がいまいちだった原因かもしれません。

また、カマドウマは、卵を産む成虫になると、5㎝くらいの大きさになりますが、室内に入ってくるのは大きくても2㎝くらいの幼虫のみ。

この隙間を通れるもののみが、入ってきているんです。3㎜程度の隙間でも、無理やり入ってくるんです。

毎年殺虫していれば、室内で繁殖することはありません。毎年、山の中で生まれたやつらが、入ってきていると思われます。

【問題点3】1年中の暖房

ネズミ捕りでも捕獲できる
ネズミ捕りでも捕獲できる

写真は、ネズミ捕りに捕獲されたカマドウマ。

通り道がわかれば、ネズミ捕りやゴキブリホイホイを仕掛ければ、だいぶ駆除できます。

では、なぜ、こいつらは室内を目指してくるのでしょうか?

それは、あったかいから♪

氷点下10℃にもなる場所では、冬を越すことが出来ないからです。

くだんの別荘では、冬、いつでも利用できるように、暖房が通年入っているんです。

もちろん、水道まわりの凍結防止も兼ねているんですが、この別荘は、カマドウマのせいで、オーナーはこの時期にはあまり利用しなくなってしまいました。

であるならば、冬が来る前に、設備屋さんなどに依頼して、すべての水抜きをして、暖房を切ってしまった方がいいのです。

今後の対策

サッシの隙間からも侵入
サッシの隙間からも侵入

わが家では、ホウ酸塩の散布もしていましたが、同時に隙間を埋めることである程度の効果がありました。

ホウ酸塩の散布は、

  • 木材のカビ防止・腐食防止
  • 木材の防炎効果
  • 室内の消臭効果

などのために、今後も継続していくつもりです。材木自体を食い荒らす、シロアリに対しても、効果はあるようです。

くだんの別荘に対しては、今後、隙間うめの

防虫工事

を徹底することで、効果を継続的に検証していきたいと思っています。

こちらもおすすめ>>木材の防虫・防腐剤としてホウ酸塩を使用 カビた薪で効果を検証する

>>ホウ酸塩の防炎・防臭効果を検証する

コメント

山暮らし始めよう
タイトルとURLをコピーしました