前回の記事ではハスクバーナゼノアのハイパーこがる
GZ2800Tを紹介しました。
前回の記事>>ゼノアハイパーこがるGZ2800Tできのこの原木をつくる
今回はハイパーこがるよりちょっと大きくて、だいぶお安いGZ360EZの紹介をしたいと思います。
木の上で使う軽いチェンソー
ハイパーこがるは、軽くて片手持ちができるので木の上で使いやすいですが、バーが短く、幹を切るのには向いてません。
木の上で幹を半分ずつ、回しながらまっすぐに切るのは難しく、できれば一回で切りたいものです。そこで、軽くてバーの長さが14インチの
ゼノアGZ360EZ
を使っています。
14インチはだいたい35センチですが、木の上の方は細くなっていますのでこれくらいあればだいたいいけます。
太い木の場合は、50㏄クラスのチェンソーでも切りますが、非常に体力と神経を消耗しますね。
ゼノアGZ360EZの排気量は36㏄ですので、ハイパワーという感じではありません。割とゆっくり切れていきますので、木の状態を確認しながら安全に切っていくことができます。
燃料補給がやりづらい
燃料キャップが右側でチェンオイルのキャップが左側です。
ペットボトルとか、ノズルなどのない燃料容器からでは非常に入れづらいです。
もっと端っこに付けてよ。
オイルの方はそれほどでもないのですが・・・
ソーチェーン25AP仕様は失敗だったかも
ハイパーこがるが25APだったので、こちらもそうしたんですが、
コマ数76コマ
もあるので、目立てが大変です。
また、このソーチェーン、このバーの長さですと、外れやすい気がします。
91VXの52コマ
仕様の方がよかったかもしれません。
ちなみにこのチェンソー
ハスクバーナ439
と、うり二つです。
特殊伐採の道具
安全帯は藤井電工
ツヨロン柱上安全帯
を使っています。林業用にランヤード(命綱)にワイヤーの入ったものもあるんですが、私は好きな長さに自分で編んでいますので、普通の電工用を使っています。
ランヤードは常に2本かけて、万一に場合に備えています。
こちらも藤井電工の
ツヨロン昇柱器
を、丸五の
マジカルフォレスター
に装着しています。スネに当たるところが痛いので、ひざのサポーターをつけています。
木の上で、ちょっとした枝が顔に当たる、登るのに邪魔になる枝などを、そのたびにチェンソーで切るのは大変だし、危険が増えますので、手のこで切っています。
侍一番GC330-LH
を使っています。カーブがある方が、移動するときに木の枝に引っ掛かりにくいかなー、と思いまして。
クライミングアイテム、左から、
- ペツルのセルフビレイ
ロープからの自己確保に。屋根掃除、煙突掃除などにもつかいます。いわゆるロリップ。 - ボナッティのエイト環
ロープを使って高いところから降りる道具です。 - ペツル マイロンデルタ
ツヨロンのランヤードを他のハーネスなどに付けるときに使います。 - ブラックダイアモンドなどのカラビナ
いろいろぶら下げるのに。セルフビレイ用にはロック付きのカラビナを使います。
チェーンソーは、安全帯にカラビナのようなフックがついていて、ここにリアハンドルをひっかけてぶら下げます。
ハイパーこがるには、おしりにフックがついていますね。
どちらの時も、落ちないように1メートルの長さの自分で編んだ9ミリのロープで確保しています。
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