標高1200メートル、八ケ岳山ろくの我が家に、雪はまだ降りませんが、霜は何回かおりました。
カラマツの紅葉も、なんだかくすんできた感じがして、気分が沈んでしまいます。
もっと、憂鬱な風景は、
アジサイアナベル
の立ち枯れた姿です。
忙しくて、せん定もしていません。落ち葉掃除もしていません。ガーデナー失格です。
木枯らしが吹く中、仕方なく、草刈り機でせん定するというあら技を使います。
アナベルは簡単に増やせます
この夏、薪割り場で一生懸命薪割りをしました。
疲れてふと周りを見れば、アジサイアナベルが咲いています。
癒されるなー。ちょうちょなんかも飛んできて。
参考記事>>バタフライガーデンを作る 八ケ岳周辺の蝶たち
でもね、多すぎるんですよ、アナベルが。
妻が大好きな花で、挿し木で増やす、株分けで増やす、しまいには、せん定した枝を捨てたところから、勝手に生えてきたのを、移植して増やす。
妻が、何かにとりつかれたように増やしまくっています。
アジサイアナベルは、咲き始めが緑色、真夏には真っ白な花が涼しげで、秋になるとまた緑がかってくるアジサイで、その鉢植えは、ホームセンターなんかで結構な値段で売っています。
そのたびに買ってきて増やすのはお金がかかります。挿し木、株分けで簡単に増えます。
枝を切って、ぶすぶすと地面にさしておきましょう。
アナベルのせん定は春までならいつでも
秋になっても、いいかげん緑色できれいなんですが、さすがに霜が降りるとこの通り。
美しくないですねー。
このまま雪が積もってしまうと、いろいろめんどくさいので、早くせん定したいんです。
せん定は簡単、地面から少し上の、芽が生えている上で切るだけです。
時期は、花が終われば、芽吹きまでの間でいつでもいいんですが、見てください、この量。
ハサミでやっていたら、腱鞘炎になっちゃいます。
刈り払い機で刈りまくる
ここは薪割り作業場。すでにいくらかの薪の原木がありますが、まだまだ仕入れるつもりです。
アナベルは、毎年刈り払い機で刈っちゃっています。
それでも、夏にはキレイに咲いてくれますので、もう、全部のアナベルを刈っちゃっています。
ただ、このアナベルの上には、薪の原木が来ちゃうんです。
これから大量に来る予定です。
たぶん、20トンくらい。
これから、寒くなる中、つぎつぎと玉切りしてさばいていかないといけません。
タイムリミットは、アナベルが芽吹くまで。これを過ぎてくると、妻から大変な責めを受けることになりそうです。
ふつうのアジサイは切ったらダメです!
ふつうのアジサイも、そんなにたくさんじゃないんですが植えてあります(どんだけ好きなんじゃ)。
ふつうのアジサイ
ハイドランジア
は、アナベルのように切ってはいけません。花が終わるころ、花のすぐ下でせん定します。
せん定は、無理してしなくても、毎年咲いてくれますね。
アナベルが片付いたら、今度はこの大量の落ち葉を掃除しなければなりません。
山暮らしは、忙しいですね。
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