我が家の入り口付近にあったクリの木を伐採して、ソーラー式のガーデンランプにしてあります。
クリの木を途中で切って、中をくりぬいてダミーのランプを飾ってあるのですが、この木が芽吹いてきました。
萌芽更新(ほうがこうしん)
と言いますが、このまま育ててみたいと思います。
残っている丸太部分の樹皮がむけると腐ってしまうと思い、この頭にトタン板で笠をつけたいと思います。
参考記事>>丸太をチェンソーでくりぬいてソーラー式ガーデンランプをつくる
必要なもの
傘をつける前は、こんな状態です。
ここに、雨除けの笠をつけたいと思います。
必要なものは以下の通りです。
- トタン板。
傘の材料として、今回はブラウン色のトタン板をチョイス。本格的に長持ちさせたい場合は、銅板で。 - 金切りばさみ
2種類映っていますが、今回は小さいほうが使いやすかったです。 - ペンチ
- サインペン
- 型紙の段ボール
- ハンマー
- 釘
今回はDIYで余った真鍮釘を使用。サビないものがおすすめ。
まずは丸太の型をとります
サインペンで丸太の型どり
まずは丸太の頭の形を型取ります。
その際、丸太の方と型紙に、起点をサインペンでマークしておきます。
傘の外周と折り込み部分の外周を描きます
丸太の形を写し終わったら、
傘を丸太より少し張り出したいので
丸太より1.5㎝程度の外周に、笠の外周を書きます。
さらに1.5㎝程度の外周に、折り込み部分の外周を描きます。
フリーハンドで、小さな凹凸は無視しながら描きます。
いちばん上の、リンゴの茎の様なところが、マークした起点となります。
いちばん外側で切り抜きます
同心円状に描いた、いちばん外側の円で型紙を切り抜きます。
この際、だいたいでいいので、丸太そのものの外周を計算しておくと、釘で止めるハカマ部分の長さがわかります。
今回は、約130㎝あることがわかりました。
トタン板に型紙の外周を写します
下から写したのでトタンも下側に!
ここで注意!
丸太を写し込んだ時、下側からマークしましたので、トタン板も下になるほうに型を写さなければなりません。
表裏のない銅板なら、どちらでもいいかもしれませんが、トタン板は裏側の色が違うのです。
間違えて、いざ傘を付けようとしたときに気づきました!
気を取り直してもう一度(笑)
えーと、こちら側が裏面になります。
だいぶ材料を無駄にしてしまいましたが、やり直しますよ!
これがいちばん外側の外周で、この中に、笠の外周の線も書いておきます。
金切りばさみで切り取ります
外周で切り取る
先ほどの失敗で気が動転してしまい、
間違えてる方の写真(笑)
で説明を進めていきたいと思います。
金切りばさみで外周に沿って切り取っていきます。
内側に書いてある線が、笠の外周になります。
起点も、マークしておきます。
釘止め部分は直線で切ります
笠を固定するのに、釘止めするハカマ部分が必要です。
こちらは丸太の外周に沿って釘止めしますので直線で切っていきます。
今回はハカマ部分を5㎝、折り込み部分を1.5㎝にしてみます。
先ほど計算して、全部で130㎝必要でしたので、90㎝(トタン板の短い方向のサイズ)2枚切っておきました。
切り込みを入れまくる
材料が切り分けられたら、それぞれ内側の線まで切り込みを入れていきます。
間隔はやはり1.5㎝くらいですが、適当に切っていっても大丈夫です。
ハカマ部分の切り込みは曲げておく
釘止めするハカマ部分の切り込みは、角材の上などに置いて、最初に曲げておくとラクです。
いよいよ丸太に設置します
ハカマ部分を釘止め
傘を設置する丸太の、上っ面ぎりぎりにハカマ部分を真鍮釘で止めます。
コーススレッドなどでもいいと思いますが、サビない素材のものがいいですね。
これを丸太全体にぐるりと止めます。
傘をのせて折り込んでいきます
ハカマが全体に付いたら、笠をのせて折り込んでいきます。
傘をのせる際、最初にマークした起点を丸太側と揃えます。
少しずれたりしますので、そのたびに切り込みを入れなおしたりして調整して折り込んでいきます。
全体にうまく取り付いたら、ペンチなどできつく締めておきます。
完成
笠の切り込みをすべて折り込めば、完成です。
雨が降った後も、水をはじいていますので、丸太部分の腐食の進行がかなり遅くなることが期待されます。
- 丸太の門柱の頭
- 木造のテラスの雨ざらし部分の柱の頭
- 看板の柱の頭
丸太でも角材でも基本的な方法は一緒ですので、これらの柱を長持ちさせたいときには、塗装するよりも笠をかけたほうが長持ちすると思います。
こちらもおすすめ>>駐車場で【Uターン】する車が多いので枕木で門柱を建ててロープを張る
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