小学3年生の次男に、夏休みにどこに行きたいか聞くと、登山をしてみたい、との返事。
そこで、この子の守り神、トムテの住む山、
蓼科山
に、日帰りで登ってきました。ウチの屋号にも、【たてしな】がはいってるんですが、登ったことがなかったんです。
蓼科山7合目登山口までは車で20分
ウチから蓼科山7合目の駐車場までは、
林道、夢の平線
という、素敵な名前の林道（林道ですが、すべて舗装されています）を経由して、車で20分。
写真は、ゴールデンウィークですが、このころはここにも雪がありますので、登山には
アイゼン
が必要です。手軽に子供と登山はやめたほうがいいです。もちろん、登山の
英才教育
をするのなら、止めはしません。
駐車場は、何か所もありますので、車が止められない、ということはなさそうです。
8月5日、午前9時に出発
登ったのは、8月5日。
天気も良く、最高の登山日和。自分のお弁当と、飲み物、おやつにカッパを背負って登り始めます。
蓼科山を遠くから眺めれば、容易に想像できると思いますが、
ずっと、上りです。
徐々に、体を慣らしていきましょう。
さすがに、キツイ。ずっと登りなのでゆっくり！
１時間10分で将軍平に到着
キッツいなー。と思っていたら、あっけなく将軍平に到着。
やっと体が慣れてきたところなので、10分だけ休憩して、再び登り始めます。
将軍平からは、少し様子が変わって、岩が多くなってきます。
くさり場なんかもあって、アルペン気分満載です。
森林限界を超えると、周りに木々がなくなって、いよいよ高山ぽくなってきます。
さっきまでいた、将軍平の、蓼科山荘があんなに小さく見えます。
ここから先は、石、石、石。足場を確保して、慎重に登ります。
ここが山頂？広すぎてわからない
将軍平を出発して30分も歩くと、山頂らしき道標が。
ここが山頂なんでしょうか？広すぎてよくわかりません。
下界の景色もここからではイマイチ。
とおもったら、ここに三角点が。景色も最高です。
神社の近くで、お母さんが作ってくれたおにぎりを食べます。
お母さんは、今日は仕事。その仕事場も、ここからよく見えました。
神社に、しっかりとお参りしてから出発。
蓼科山荘に、なんとアイスが
蓼科山荘には、アイスが売っています！
ついさっき、おにぎりを食べた気もしますが、ここでおやつ。
ちょうど、12時です。メッチャうまい！
みんな、何を見ているのでしょう。
小鳥がいました。
となりの元山ガールに、ウソ、という鳥だと、教えてもらいました。
今日は蓼科山荘に、守り神トムテのお父さんは不在でしたが、小屋番のお兄さんに、お菓子をいただきました。
午後2時には下山、もっとゆっくりしてもよかったかな
蓼科山荘で、かなりゆっくりしていたんですが、12時30分には出発。
登りと反対で、下りはずっと下り。
これはこれで、きついです。
結局、朝9時にここをでて、午後2時には戻ってきました。もう少しゆっくり登ってもよかったかなー。
中学生でも登るかな
茅野市の中学校では、2年生の時に、八ヶ岳登山があります。赤岳とか、硫黄岳とかに登ります。
その練習を兼ねて、蓼科山登山が先だって行われます。梅雨時期なので、途中で引き返すこともあります。
長男の年は、悪天候で、将軍平で引き返しました。
この子が、中学生になれば、蓼科山には登るかもしれません。それでも、登山がしたいとい言いだしたこの子のために、どうしても、山頂まで登りたかったので、今回登ってきました。
守り神のトムテの導きで、無事山頂まで登れて、保育園の時にお別れした、たいきくんと会って、これからも忘れないよ、と伝えてきました。
追記：中学校の登山はすべて中止になりました
次男ももう、中学校2年生になりましたが、
蓼科山登山も、
八ケ岳登山も、
新型コロナウィルスの影響で、中止となりました。
山小屋での3密が避けられず、ほとんどの学校で中止になってしまいました。
次男は、小学校3年生で登ってあったので、よかったです。
これからは、登山の在り方も変わってくるんでしょう。キャンプも流行っているようですし、テント泊登山が見直されてくるのでしょう。
次男とは、近いうちに個人的に八ケ岳登山をしなければなりませんね。
【追記2】
この子ももう高校生。
登山の経験はこの時と、滝に登ったくらいでしたが、高校で登山部に入りましたよ。
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