伐倒用くさびを打ち込むために【和斧】にもつるはしの柄をつける

つるはしの柄をつける 薪割り
つるはしの柄をつける
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先日、バーコの手斧に、つるはしの柄を利用して、短い柄をつけました。

前回の記事>>バーコの手斧(改)の柄が折れたので【つるはし】の柄で付けかえる

今回はその残りを利用して、長年、頭だけになって放置されていた

和斧

の柄も、つけたいと思います。

あまりにもサビているので、磨きます

サビていた斧の頭
サビていた斧の頭

今回、柄をつける斧の頭は、長年納屋に放置されていたもの。

伐採の相棒、Gさんが、納屋を壊す際、

「中のものは全部いらない、欲しいものがあったら、持っていていいよ」

というので、ガラクタの中から、この頭のみもらってきました(サビたスコップとかあったけど・・)

柄は、その時点で崩壊していました。

あまりにもサビていますので、サンダーにワイヤーブラシをつけてサビを落とします。

もっと磨く
もっと磨く

何やら、

ミキ・ヨキ

以外の刻印が出てきましたので、

ダイソーのナイロンディスク(200円)

で、もっと磨いてみます。

参考記事>>山仕事の道具【木製ハンドル】編

斧は茅野市の鍛冶屋さん、【定正】の打ち刃物だった

よみがえった斧
よみがえった斧

ダイソーのナイロンディスクで磨いてみると、思いのほかピカピカに。

刻印には、茅野市の鍛冶屋さん

定正(さだまさ)

の屋号が出てきました。

200もんめ?
200の刻印

こちらには、漢数字で

二百

の刻印が。

測ってみると、全長が200ミリありました。

【さだまさ】のファンなのでうれしいな

全部【定正】
全部【定正】

わたしは、山仕事の道具はもとより、家庭で使う包丁も、すべて定正の刃物を使っています。

しっかりと、鋼(はがね)を打ち込んであって、切れ味が最高です。

もっとも、いちばん使っているのは、台所で万能包丁を使う、妻なんですが。

あたらしく柄が付いた斧も、しっかりと鍛えてあるはずです。

作家の、遠藤ケイさんの著作に、

男の馬鹿の3要素として、

  • 刃物が好き
  • 火が好き
  • 高いところが好き

とありましたが、わたしにはすべて当てはまっている気がします。

そんなに斧、いらないでしょ

くさびを打ち込んで完成
くさびを打ち込んで完成

つるはしの柄は、すこし削るだけで簡単に入りました。

くさびを少し加工し、打ち込んで完成。

試しに薪を割ってみます。

ナラを割る
ナラを割る

磨くついでに、サンダーで刃も研ぎましたので、一発で食い込んでいきました。

伐倒用くさび
伐倒用くさび

そんなに斧があっても、薪割りに使わないじゃん

妻から、もっともなご意見が。

いやいや、この斧は、

伐倒用のクサビを打ち込むのに、ハンマーじゃカッコ付かないから持っていく

ために、直した斧なんですよね~(笑)

次は、かっこよく、伝統的な斧のカバーである、

刃沓(はぐつ)

を、ロープでDIYしましょう♪

こちらもおすすめ>>伝統的な斧のカバー【刃沓・はぐつ】をつくる ストラップ付

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