今年の梅雨はいつから始まったんでしょうか?
梅雨の合間の晴れ間が、一日もなかったような気がします。
梅雨の時期は、草が伸びる時期でもあるんです。
私は、職業として草刈りをしていますので、雨だからと言って休んでいるわけにはいきません。
お客さんの別荘の草刈りには、納期もあります。こんな時期に、快適に草刈りをするために、ヘルメットをDIYしました。
ナイロンカッターは雨の日つらい・・・
別荘地の草刈りは、主にナイロンカッターで仕上げています。
参考記事>>ゼノア刈払い機BCZ315Wを新規に導入 めっちゃパワフル♪
ナイロンカッターで草刈りをする場合、石が飛んできますので、メッシュガードなどの装備は必須です。
さらに、雨の日には、刈った草や、泥が自分のほうに飛んできますので、
かなりブルーです。
晴れた日はスチールの【アドバンス】ヘルメットを使用
職業として草刈りをしていますので、イヤーマフとシールドのついた
スチールアドバンス
のヘルメットを愛用しています。エンジン騒音の低減と、オレンジ色の被視認性の良さ、シールドによる顔面のガード、もちろん頭部の保護にも役立っています。
このヘルメットに、さらに、
斬り丸のアタッチメントをつけて、首のあたりもガードしているんです。
晴れた日はこのシステムで夏でも割と快適に草刈りをしています。
ただ、雨の日は、メッシュガードの部分が極端に見にくくなってしまうんです。網の部分に水滴がついて、極端に視界が悪くなります。
雨の日は透明のシールドのほうが見やすいよ
スチールのヘルメットには、透明のシールドがありません。
そもそも、メッシュガードの交換もできませんね。
参考記事>>チェンソーの安全装備 ヘルメット編 スチールアドバンスとトーヨーアンボプロテクターの比較
そこで、雨の日専用のヘルメットを自作しました。
ヘルメットであれば、ほぼ100%防水ですし、ライダーの皆さんは、雨の日でもバイクに乗ってますもんね。
雨の日専用ヘルメットの作り方
必要なもの
- 使い古しのつば付きヘルメット
- ねじ6個
- 斬り丸の替えのシールド
- L型金具1個、Ⅰ型金具2個
まず、L型金具をヘルメットのつばに取り付けます。
ドリルで穴をあけてしまいますので、もう工事現場のヘルメットとしては使えません。
ねじで止めます。
次に、シールドを仮止めして、現物合わせでⅠ型金具のつく位置に穴をあけます。
シールドの穴は楕円形ですので、多少ずれても大丈夫です。
上に隙間ができてしまいましたので、網戸の網をはさみ込みました。
この替えシールドには、表裏に保護フィルムがついてますので、はがしてから使います。
完成。
今回、替えシールド以外は秘蔵のガラクタの中にありましたので、約700円でできました。
シールドが付くネジには、割れ防止に大きめのワッシャーをつけ、簡単に取り換えができるように、蝶ネジで固定してみました。
内側が曇る場合は、食器用洗剤を塗るといいです。もちろん、メガネの曇り止めでもいいです。
実際に、使用してみた
実際に使用してみると、メッシュのシールドとは比べ物にならないほどの、クリアーな視界が確保できました。
泥や草が飛んできて、視界が悪くなっても、タオルなどで拭けばすぐに視界がもどります。
首の部分に、ガードを付けていませんが、どうせ雨の日は雨がっぱを着ていますので大丈夫です。
欠点としては、シールドが跳ね上げ式にならないので、休憩中にはすべて脱がなくてはならないことです。
わざわざヘルメットを買うのならトーヨーアンボプロテクターのオプションに透明のシールドがあるんです
もし使い古しのヘルメットがなくって、新しく買うのでしたら、
トーヨーセーフティ アンボプロテクター
がおすすめです。このヘルメットには、
- 取り換えメッシュ
- 取り換えレンズ(透明シールド)
- 雨除けネックガード
などのオプションが豊富で、コスパがいいです。雨の日を考慮してあるところなんかは、さすが
MAID IN JAPAN!
です。
雨の日の作業が終わったら・・
雨の日の作業が終わったら、草刈り機は水で洗い流しましょう。
乾くと、汚れが落ちにくいです。エンジン、キャブ、スイッチなどに水が入らないように。
グリスアップも、10分もかかりませんのでやっておきたいですね。
ヘルメットや雨がっぱも、水洗いして干しておきましょう。
次の日の朝には、乾いてないですけどね。
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