屋根の素材に、
アスファルトシングル
というものがあります。
DIYで小屋を作ったりするときには、手軽に屋根が葺けて、値段もそんなにしません。色もおしゃれなものもあり、波板なんかより、見た目もいいですね。
でも、山暮らしでは注意が必要です。
アスファルトシングルの弱点、落ち葉が落ちづらい
写真の別荘は、
屋上緑化の末路
となります。
アスファルトシングルの屋根に積もった落ち葉を畑として、無数の
タラの木(笑)
が生えています。
山菜の季節には、シカに食べられることもなく、さぞかし美味しそうなタラの芽ができていたことでしょう。
この、タラの木のごぼうのような根っこが、すこしずつ、屋根のスキマに入り込み、建物をむしばんでいきました。
アスファルトシングルの屋根は、落ち葉が下に落ちないんです。
今回の別荘もやばかった
こちらの写真は、森の中の写真ではありません。
屋根の上が、森になりかけている写真です。
ミズナラの枝も張り出し、涼しげな木陰もあります。
樹木も、生え始めています。
でも、もともとこの別荘は森の中。森林浴は、どこでもできるんです。
屋根の上は、乾いた状態の方がいいのです。
熊手で、落ち葉、というか、もうほとんど土なんですけども、これを掻き下ろしていきます。
ついでに、屋根の上に張り出している枝も、はらっておきます。
アリさんも生活していた!
落ち葉の下には、アリさんの巣がたくさんありました。
ごめんね、まだまだこの別荘を、君たちに明け渡すつもりはないからね。
ようやく、屋根が見えてきました。
このあと、ブロアー、スチールBR800CEで吹き飛ばします。
屋根の躯体は、まだしっかりとしていました。
今回の作業で、建物自体の崩壊は免れたと思います。
参考記事>>スチールエンジンブロアー BR800C-Eで屋根掃除
今回はザイルを新調
今回の屋根掃除のために、ペツルのザイルを新調。
直径11ミリ、耐荷重は22KN(2.2トン)。
今まで使っていた、
トラックロープ(笑)
より、絶対的な信頼感があります。
ハーネスは、ペツルのアストロ。高所作業のアイテムが、ほとんどペツルになってきましたね。
参考記事>>屋根にロープを張る 安全に屋根に登る方法
ニシキウツギを屋上から我が家に移植
屋上には、ニシキウツギも生えていました。
屋根を破壊することなく、うまくはがれましたので、わが家の庭に移植してあげます。
ニシキウツギは、白とピンクの、かわいい花がたくさん咲くんです。
我が家で愛でてあげますので、屋根の上よりも、地上の方がいいでしょ?
こちらもおすすめ>>エンジン式ブロアー スチールBR800C-E とゼノアEBZ8500を比較してみる どちらも超ハイパワー
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