4か月以上も前なんですが、ブログに、
丸太で臼をつくるシリーズ
をスタートさせました。
その後の進捗がまったく無く、【臼をつくる】というキーワードでこのブログたどり着いた方、申し訳ありませんでした。
忘れたわけではないんです(;´Д`)
前回の記事>>ハスクバーナ545に無理やりゼノアの20インチバーをつけて玉切り【臼をつくる・その1】
水中乾燥の状況
臼を作るために玉切りしたミズナラは、水の中に沈めて
水中乾燥
してありました。
塩素を少し入れ、4か月間放置。一度だけ、水を入れ替えました。
4か月後。
水は黒くにごり、ウイスキーのような香りがしています。
懸念していた、ひび割れはないようです。
バールで皮むき、あっという間に終わったよ
1㎝以上もある、ミズナラの皮を、バールでむいていきます。
この作業が、一番大変かも?と思っていたんですが、あっという間にむき終わってしまいました。
やはり、水中乾燥がよかったんでしょう。
ちょっと変色もありますが、キレイな木の肌でした。
円をえがく
釘と段ボールで、円をケガきます。
けがいた円を、クレヨンでなぞります。
スチールの林業用クレヨンは、濡れていてもしっかりと描くことができました。
リョービのチェンソーES2500で掘りまくる
今回のチェンソーは、
リョービES2500V-カービングバー仕様。
なぜか、最初からカービングバーがつけられ、ホームセンターに売っていたんですが、あまり売れなかったようで、特売価格でゲットしたチェンソーです。
普段は、細い丸太を薪にするのに使ってるんですが、今回の臼づくりにはうってつけ。
クレヨンで描いた、外回りに切り込みを入れます。
深さは5㎝くらい。
深さ5cmくらいの切り込みをたくさん入れ、バールでぽきぽきと取れると思ったんですが、ミズナラに粘りがありすぎてムリ。
結局、チェンソーで
タテ・ヨコ・ナナメ
に削っていかないと、掘ることができませんでした。
今回、この作業が一番大変な作業となりました。
粗削り完了。
深さが10㎝と浅く、もう1度削っていきます。
深さ12センチまで掘りました。
ディスクグラインダーで仕上げ
ボッシュの無段変速グラインダーに、 ダイソーのディスクペーパー をつけて仕上げます。
100円って、安いですよね。
ちゃんと、使えます(笑)
完成!あ、杵(きね)がなかった
とりあえず、臼は完成です。
手触りつるつる♪
あとは、割れないように、ゆっくりと乾燥させていきたいと思います。
臼のサイズは、一升の餅がつけるくらいだと思います。
たくさんつきたいときには、知り合いのおばあちゃんからもらった、
石の臼(3升くらいいけそう)
があって、一般家庭に、
餅つきの臼が2つ
という、万全の体制となっています(笑)
そんなに、たべられませんて・・
とおもったら、杵(きね)がなかったんだ。
というわけで、【その3】は、杵づくりとなりますので、おたのしみに。
こちらもおすすめ>>イチイの生け垣のせん定、おみやげに石臼をもらう
コメント