昨年の冬に伐採した別荘。
雪が積もっていて、割と高い位置で伐採してしまい、雪が融けてから切り株を伐りなおしました。
伐採の際は、
ハスクバーナ550XP Mark2
での作業となりましたが、大きな切り株を伐るのに、
ハスクバーナ560XP
を使ってみたのでレポートします。
株を伐るには【根張り】を残すのがポイント
今回伐る切り株は、最大で直径80㎝のカラマツの切り株となります。
このハスクバーナ560XPには、24インチ(60cm)のバーが付いていますので、大きな株を伐るのにアドバンテージが高いです。
上物の樹木はすでにクレーンで伐採されていますので、株を伐るのは玉切りと同じような感覚となります。
切り株は下に行けば行くほど太くなってきます。
24インチのバーでも一回で切ることが出来ません。
根張りがかなり張り出しているものもありますが、この根張りの部分まで切らずに残しておきます。
いったんチェンソーを引き抜き、バーの先端が出てきた場所に反対側からバーを突っ込んで、届かなかった部分を反対側の根張りの部分まで切り進めます。
最後は縦切りすればバーが挟まれないよ
小さな丸太であれば、60CCのハイパワーで最後まで一気に伐れてしまいますが、大きいものになるとそうはいきません。
上の丸太の重量がバーにかかってしまい、チェンソーが挟まってしまうのです。
これを防ぐために、根張りの部分を残したのです。
すると、大きな玉切りは、2点か3点でソーチェーンの幅の分だけ浮いている状態になります。
最後は、残した根張りを縦に切るか、外側から合わせ切りすると、浮いている高さだけ玉切りが下がってくるのがわかると思います。
大きな木をクレーンで吊るし切りする際にも、よく使うテクニックとなります
この耳を最後に切るとフラットになります。
こちらはクリの切り株。
広葉樹の方が根張りは大きいですね。
うまくまっすぐに伐れると、切り株は真っ平ら。
玉切りの方は、平らなテーブルのようになりますが、カラマツにはスクレレイドと呼ばれる小さなとげがたくさんあって、素手で触るとチクチクと痛いんです。
樹皮をキレイに剥けばいいかもしれません。
ハスクバーナ560XP、550よりも使いやすいかも?
560XPのスターターカバー。
このモデルはエンブレムが立体的で高級感が漂う(笑)。
こちらは550XP。エンブレムはただのシール(笑)。
そんなことよりも、写真では分かりづらいかもしれませんが、フロントハンドルの太さがちがいます。
560XPの方が一回り太いんです。
これが私には非常に握りやすい!
重量は約600グラム560XPの方が重いのですが、全体のバランスが私にはあっていると感じるのです。
バーの長さをかえて、普段使いにもいいかな、と思いました。
音も、しびれるんですよね~(笑)
こちらもおすすめ>>ハスクバーナ560XPに24インチ(60センチ)バーを付けて大径木を切る
>>ハスクバーナ550XP-Mark2とスチールMS261CM比較レビュー
コメント