昨年の秋から冬にかけて仕入れていた、原木の玉切りがやっと終わりました。
季節はもう夏。
アジサイアナベルが咲いています。今年は雨が多くて、作業が全然進みませんでした(っていうかやる気が起きなかっただけ)。
参考記事>>グリーンシートでタープを張る 薪割り作業場のシートの張り替え
薪づくり専用ハスクバーナ545
薪づくりの玉切りに、ツムラの17インチ(43㎝)のバーのついた
ハスクバーナ545
を使っています。
バーの刻印に、
17 58 325 68E
と書いてあります。これは、
- バーの長さが17インチ(43㎝)
- ソーチェーンのゲージ幅が0.58インチ(1.5㎜)
- ソーチェーンのピッチが0.325インチ
- ソーチェーンのコマ数が68コマ
ということになります。
こちらの刻印は、使用していくと消えてしまうことがありますので、どこかにメモしておくといいですね。
この辺が理解できてくると、一台のチェンソーに何種類かのバーを購入して、用途に応じて使い分けることができるようになります。
この545の標準バーは、18インチです。一般的に、バーが短くなると取り回しがよくなります。
ほとんどのチェンソーには、ツムラやスギハラのバーに、オプションのサイズがあるはずです。
私がこの545を購入した、
さんには、マニアックなサイズも多数取り揃えられています。
参考記事>>ハスクバーナ560XPに24インチ(60センチ)バーを付けて大径木を切る
玉切りのサイズはバーで測ります
17インチのバーは、あまり一般的なサイズではありません。ですので、その辺のホームセンターなんかに、替えのソーチェーンも売ってないですねー。
なのに、なぜこのサイズにしたのかというと、
40㎝の玉切りの長さを、バーで測りたかったから
に他なりません。このように、真上から見たとき、バーの先端からソーチェーンのカバーまでが、ぴったり40㎝です。
私は、薪を販売もしていますので、サイズを統一する必要があるんです。
スケールでいちいち測っていると、時間がかかるんです。
もちろん、この薪は商品ですので厳密には測ったほうがいいのかもしれません。
でもね、チェンソーでカットする際に、少しでも斜めに切れたり、また、少し曲がった原木などでは、すぐに1㎝くらいの誤差が出てきてしまうんです。
自然のエネルギーですもん。あんまり気にしないことにしています。
今まで、お客さんにも
1㎝短いんじゃないー(逆に2㎝長いんじゃないー)?
と指摘されたこともありません。欲をかいて、少し短くしてるわけではないんです。どっちみち、半端なサイズのコロ薪はできてしまうんです。
さすがに、±3センチ以上の誤差が出たときは、商品にしてませんが・・・
参考記事>>コロ薪の保管方法を考える 結局DIYでコンテナを作ったよ
本年度分の玉切り終了
一応、仕入れた分の玉切りが終わったので、次にすぐに使えるように手入れをしておきます。
このような角材に、万力を叩き込んでおくと、持ち運びに便利な目立て台になります。
ほんとは、ばらしてお掃除しましょう。
チェンソーは、こちらから空冷エンジンの冷却ファンが空気を送っていますので、エアーコンプレッサーでよくお掃除しておきます。
燃料も抜いて、空焚きしておきます。
きっと、またすぐに使うことになるとは思いますが、その前に切った玉切りを薪に仕上げないといけません・・・
こちらもおすすめ>>これだけはそろえたい チェンソーを使う時に必要なアイテム10選
コメント