9月に入っても、雨の日が多く、なかなか薪仕事がはかどりません。
山積みになっている薪を、積み込みしたいんですが進まず、すこしづつ作業しています。すると、
なんか、スズメバチがいっぱい飛んでるな~
とおもったら、大群が出てきてびっくり!
薪の山に、巣を作られてしまったようです。
夏から秋にかけて、放っておくと超巨大に!
黄色スズメバチに巣を作られたのは、来年以降に販売しようと思っていた薪の山で、少しずつ積み込み作業などをしていたんですが、
ほかに取り急ぎやらなければならない薪の仕事(笑)
が多すぎて、割と無関心になっていたんです。
薪の山は、シートの下にあって、雨が当たらないようになっていますので、ハチにとっても都合がよかったのかもしれません。
巣の材料である、木の皮なども、すぐそこにあるんですから。
このまま、秋まで放置してしまえば、働きバチがどんどん増え、巣は急激に大きくなって、手が付けられないほど
超危険な状態
になってしまいます。
スズメバチ退治のアイテムをDIY
スズメバチ退治のアイテムは、次の通りです。
- DIYした防虫ハット
- 雨がっぱ
- ゴム手袋、軍手、ゴム長靴
- 殺虫剤、ハチ採り煙幕、捕虫網
すき間が無いようにすべてを着込んで、いざ出陣!
内心は、恐ろしくて手が震えています・・
防虫ハットは、ハチの駆除業者が使っていたものを参考に、DIYしました。
厚手のハットに、市販の防虫ネットをかぶせ、100均トイレカバーのリングを縫い付け空間を確保。
さらに下側にひもを縫い付け、一人でも完全にネットを密着できるようにしてあります。
黄色スズメバチより大きくて凶暴な、
オオスズメバチ
には、ちょっと使えそうもない装備ですが、これで行ってみます。
信州ならではの【はちとり煙幕】
信州では、ハチはごちそうですので、殺虫剤なんかで殺したりはしません。
この、レアなアイテム、
はちとり煙幕
で、ハチを眠らせて、そのあと、美味しくいただくのです。
でも、毒ありますけど・・
薪をどかしていくと巣がみえてきた
ハチが飛び交う中、薪を少しずつどかしていくと、巣の入り口が見えてきました。
周りには働きバチたちがブンブンと羽音を立てて、闖入者を退治しようと攻撃をしかけてきます。
うっせーっな!
あの入り口に、煙幕をブチこんでやるぜ。
煙幕は、最初、けっこうな勢いで炎が出ますので、引火物があるようなところでは使えません。
はちとり煙幕が原因で火災になった事例が、信州ではかなりあります。
煙幕をくらうと、ハチはおとなしくなりました。
巣の外側を壊すと、中にはまだ結構なハチが潜んでいたことがわかりました。
豊富な木の皮によって作られたハチの巣は、けっこう固く、丈夫なものでした。
巣は全部で3段、女王バチもいました
ほかのハチが煙幕によって気を失っている中、大きさが2倍ほどもある、女王バチだけは羽をはばたかせて、巣にしがみついていました。
すさまじい生存本能です。
でも、こいつを退治しなければ、またどこかに巣を作ってしまいますので、殺虫剤で駆除します。
巣は全部で3段。
ハチの子たちには煙幕は関係ないようで、盛んに動いています。
その音がザワザワ、ザワザワ。
このハチの子とサナギをピンセットで抜き取り、砂糖と醬油でいため、甘辛く佃煮にして食べるんですよ。
妻は信州育ちで、ハチの子は嫌いでもないし料理もできるんですが、私が苦手なので、蜂の子が大好きな妻のいとこのミナ姉さんに、そのまま届けてきました。
メッチャ喜んでいました(笑)
今回は、ミナ姉さんにハチの子をあげたかったので、こんな方法で駆除したんですが、食べない方は、離れたところから駆除する殺虫剤を使うか、業者にお願いしたほうがいいかもしれません。
強力殺虫剤は、噴射するとあっという間になくなってしまいますので、山暮らしでは、たくさん常備しておいた方がいいですよ。
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