前回の記事で、日陰になった花壇の再生をしました。
前回の記事>>丸太(擬木)の杭を打って 鹿よけにロープを張る シェードガーデンの完成
>>ホームセンターの花壇ブロックで日陰の花壇を作る すべて再利用品
その際、瀕死の状態のブルーベリーを移植したんですが、果たして、再生してくれるんでしょうか?
ツツジ科のブルーベリーは移植しやすい木です
ブルーベリーは、意外かもしれませんが、ツツジの仲間です。
シャクナゲとか、ドウダンツツジとかと一緒で、移植しやすい樹木ではあります。花が、ドウダンツツジに似ていますね。
このほかに、コケモモもツツジ科で、実が食べられます。
細かい根っこがたくさんあるので、こういった木はめったに枯れることがありません。
むしろ、生育の良くない場所にずっと植えておいた方が、枯れてしまうかもしれません。
再生を願って、救出しました。
植えるときは 水極めで
植木を植えるときのテクニックで、
水極め
というものがあります。
まず、植木の根っこよりも一回り大きな穴を掘ります。
そこに、水を半分くらい入れて、土とよく混ぜるんです。
この時に、
HB101
なんかの活力剤をいれると、なおいいです。
この、泥の中に、植物をいれて、さらに、土と水を埋め戻していきます。
水を入れながら、
棒でよくつつきます。
最後に、水鉢を作って、いっぱいに水をあげましょう。
植木を植えるのは、基本的に水極めがいいです
植木を移植したり、買ってきた庭木を植えるとき、基本的には
水極め
で植えたほうが、失敗は、少ないと思います。
水極めは、田んぼに稲を植えるのに似ています。植えた直後は、土が柔らかく、根っこが固定できていませんので、必ず支柱を建てます。
こうすれば、新しく生えてくる細い根っこが、木が揺れて切れてしまうことを防ぐことができるんです。
水極めに向かない木もあります
モクレンとか、赤松、ナンテン、ジンチョウゲなどは、水極めは良くないと言われています。
土極め
といって、土を突き棒でつついて、締め固めながら植えるんです。
モクレンの仲間の、大山レンゲなんかもこのほうがいいですね。
土極めで植えた後、水鉢を作って、たっぷりと水をあげましょう。
樹木の植え付け、萌芽前がベストなタイミングです
樹木を植えるのに、一番重要なのはタイミングで、芽が出る直前に植えるのが一番いいですね。
このころになると、ホームセンターにもたくさんの苗が売っています。
しっかりと根巻きしてある苗でしたら、めったに活着しないことはありませんが、春は風が強く、木が倒れたり、木が揺れて活着の妨げになりますので、支柱は必ず建てましょう。
枝垂れ桃は、移植が難しいので、種から育てたほうが、元気に咲いてくれます。
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