骨組みまで出来ていた、
薪割り機小屋
に、ポリカーボネイト波板を張りました。
これで、小屋は一応完成しました。
ポリカ波板の張り方
ホームセンターに、波板を買いに行きました。
今回は、薪ではなく、薪割り機などの工具を入れたいので、
ヒートカットのブロンズ色
にしました。
そこに、波板の施工方法が書いてありましたが、簡単に説明します。
下地に垂木と母屋を作ります
屋根にポリカ波板を張るには、まず屋根の勾配、水の流れる方向に沿って垂木をつけます。
波板には、山と谷がありますので、垂木には直接つきません。
そのため、垂木と直交する部材、
母屋(もや)
が必要になります。
ポリカ波板は割と丈夫で、母屋の間隔は
- 一般地域・・550ミリ以下
- 強風・多雪地域・・450ミリ以下
垂木も、同じくらいでいいと思われます。
私の住む地域は積雪がありますので450ミリ以下、垂木の長さが2000ミリでしたので、割り切りのいい
400ミリ
としました。
必要枚数を算出します
垂木と母屋のサイズが決まったら、必要枚数を算出します。
ポリカ波板は割と高価ですので、波板に合わせて屋根のサイズを決めたほうがいいかもしれません。
長さはいろいろラインナップされていますが、今回は7尺(2100ミリ)を使用。
流れ方向に重ねる場合は、勾配によって100ミリから180ミリ(緩いほど大きく)します。
幅方向には、2.5山以上重ねます。
全体の幅は655ミリですが、有効幅が575ミリとなります。
今回は、幅方向に4200ミリ必要で、
4200(必要な幅)-655(端っこの有効幅)=3545ミリ
これで1枚。
3545÷575(有効幅)=6.16枚
6枚では足りず、7枚。
全部で8枚必要なことがわかりました。
ついでに留め具の数も計算して一緒に準備
波板1枚の必要な留め具の数は、
母屋の数×4
必要です。
今回は母屋が6カ所、1枚に対し24か所必要で、
約200本
必要となりました。
ホムセンに、ポリカ座金のついたビスが120本入りで売っていたので、2つ購入。
いちばん重要な1枚目
1枚目を張る前に、母屋に丁張材を打ち付け、水糸を張りました。
軒先の出幅は80ミリとしました。
強風地域では、50ミリ以下です。
下になる波板の、最後の山が上向きになるように1枚目をおきます。
最近のポリカ波板は、表裏どちらでも使えるものが多いですね。
出幅を水糸に合わせます。
幅方向の出幅は、50ミリとしました。
直角は、しっかりと出ているようです。
キリで穴をあけます。
波板ビスで固定していきます。
ひたすら穴をあけ、ビスで固定していきます。
ビスは、5山おきに固定するのが基本ですが、
1→5→10→15
と打っていき、次の波板を2.5山重ねると、
1枚目の19山目と次の波板1山目
がいっしょになります。
ただし、母屋をとめたビスが下にあったりするので、この辺は臨機応変に山をかえていきます。
7枚目で少し足りませんので、
ぜいたくに重ねて(笑)
8枚使い切りました。
完成、薪小屋の屋根と干渉してしまいました(;´Д`)
水糸に合わせながら張っていき、すべて張り終えました。
最後、かなり重なる部分がもったいなく(笑)出幅を100ミリまで出しました。
直角もバッチリ出ていました。
心配していた薪小屋の屋根との干渉も、波板に切り込みを入れてなんとか収まりました。
そこだけ、コーキングをしておきます。
材料が余っちゃった
波板ビスがかなり余ってしまいましたよ。
しかも、カーポートを作った時のやつも余っていたのに今頃気が付く。
DIY地獄の連鎖ですね。
隣の薪のコンテナ。
石を乗っけただけ(笑)のこの屋根にでも使おうかな♪
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